iPhone6 SIMフリーの販売停止とその理由/再販はいつになるのか

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iPhone6と6plusSIMフリー版が2014年12月9日現在その販売を中止していました。

キャリアモデルと同時にApple Storeでも中国人転売ヤーの素行の悪さと共に発売され、ストアの周りが乱痴気騒ぎになったのは記憶に新しい。

それがなぜ、今になって販売を中止したのか?

iPhone6プラスに至っては出荷予定日が1週間以内の表示に変わり、供給も安定化すると思っていた矢先の話だ。

パパ買っちゃうぞーって思ってた人はあまりにもひどいAppleの仕打ちに枕を濡らしていることだろう。

今日は、Appleの、パパ泣かせ転売ヤー歓喜のSIMフリー販売中止の理由を無い知恵絞って色々考えてみた。

追記:3月末より再販開始されました。2万円の値上げで、非常に買いにくい価格になりましたね。

キャリアの販売促進のため?

真っ先に思い浮かんだのがキャリアの販売台数底上げのための措置。

まとめ買いしてくれるキャリアの販売を促進したほうがAppleに取っても好都合だからね。

だが、いくらMVNO市場が活発化してきたと言ってもSIMフリーなんぞシェア率から考えたら微々たるものだ。ユーザーがSIMフリーに大移動したような数字は今の所出てきていない。

iPhoneシェア率の参照記事

この数字のうちどこまでがSIMフリーなのかは全くもって不明だが、スマホユーザーのMVNO率を考えるとかなり少ないと考える。

MMD研究所が去年4月に行った3万人を対象にした調査では3万人中56%のスマホユーザーのうち0.6%がMVNOユーザーという報告となってる。要するに30,000人中1,000人。全体の0.3%がMVNO利用者でiPhoneSIMフリーの顧客になりうる層です。

キャリアの回線をSIMフリーで運用する可能性もありますが、3大キャリアの売れ行きを見る限りそんな使い方を選択するユーザーはほとんどいないでしょう。

SIMフリーの販売を中止して、キャリアが大きく売上を伸ばすというのは考えにくいですね。変わってもせいぜい誤差範囲。

日本市場のiPhoneのシェア率が下落傾向にあるらしいが、これはどう考えても去年度末のキャッシュバック狂想曲のおかげで前年度のシェアが異常に上昇しただけですしおすし。

iPadの売れ行きが悪いから?

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iPadmini3とiPhone6プラスはよく比較対象にされています。個人的にはサイズも目的も違う別物で比較にならないんですが、 どうしても比べられるのです。

電話ができるiPadminiの感覚でiPhone6プラスを購入する人がいるのかもしれません。…自分で言っておいてなんだが、mini3と比較して値段が倍近くのiPhone6プラスSIMフリーを買う人って少ないだろ。

まあ、一部の予想でiPadminiはiPhone6プラスと統合されてカタログ落ちするなんて噂も上がってるのでありえないことではない。ただ、販売中止とするには根拠が薄い。

製造原価的にどちらがAppleに利益をもたらすのか調べてみた

iPhone6プラス原価

iPad mini2原価

引用記事には、iPhone6プラスの原価は263(約3万2千円)ドル。少し古いがiPad mini2の原価は約200(約2万4千円)ドル。

モデル 販売価格
iPhone6プラスSIMフリー 8,7800円
iPad mini3SIMフリー 56,800円

原価から考えられる利益率はiPhone6プラスの方が高い。AppleがわざわざiPhoneの利益を削ってまでiPadmini3を売ろうとする理由も薄いだろう。

商品のスペックやiPad Air2のアップデートを見る限り、mini3はかなり手抜きなところからもAppleがあまり売る気がないのがうかがえる。

よって、この理由も違いそうだ。

アメリカのシェア回復に向けて?

販売中止の理由を探してネットをさまよっていたところ、iPhoneManiaさんのページでiPhone6がアメリカでは未だに品不足が続いているとの記事を目にした。

Apple、iPhone6供給がいまだ追いつかず

アメリカはAppleにとって最も重要な国の一つ。中国の旺盛な需要に加えてアメリカ向けの在庫を確保するために日本向けiPhoneの出荷を絞ったのでは?

iPhoneは国によって仕様が違うため、製造工程にロスが発生する。製造工程のロスをなくすために日本向けの製造を絞ってアメリカ向けに注力すると考えたらちょっとはしっくりくるだろうか?

アメリカでは品不足が続いており、潜在的なiPhone需要はまだまだ旺盛との見方もできる。

本国のiPhoneシェア率の引き上げのために打ってきたAppleの一手だったら面白そうだ。現在アメリカでは40%ほどのシェアを持つiPhone6だが、ここを過半数以上に持っていければ投資家に取っても好判断材料となるだろう。

転売防止対策?

日本市場向けのiPhoneは対応周波数の多さから転売業者の格好の商材となっており、最新モデルのSIMフリー機が他国へ売られるリスクを避けたいので日本のSIMフリーの販売を停止したと考えるのがもっっとも自然かもしれない。

3月より再販開始

Appleストアで再販開始されました。86,800円〜と発売当初より2万円ほどの値上がりです。

自由度の高いSIMフリーですが、ここまで値上がりしてしまうと購入をためらいます。iPhone6plusの128GBモデルに至っては一財産と言える価格ですからね。

docomo版iPhone6+DMM.mobileなら国内に限りSIMフリーと遜色なし

iPhone6を格安SIMで使いたいなら、
月額1,460円で利用できるDMM mobile 通話SIMプラン 1GBとdocomo版iPhone6の白ロムという案もあります。

iPhoneならテザリングも利用できますので、海外利用する機会が全くない人ならデメリットも少ないでしょう。

SIMフリーじゃなくても見た目は何も変わりませんからね。iPhoneが欲しいか、SIMフリーが欲しいかで決めてみてもいいと思います。日本国内に限ってはdocomoとSIMフリーに違いはほとんどありません。

まとめ

突如として販売中止になったiPhone6/6プラスSIMフリー。Apple Storeの中の人たちも当日まで知らなかったって言うくらい突然のお話。そして突如販売を再開したというお話。

その真の理由はAppleのみぞ知る。