結局格安SIMは何選べばいいの?押付けがましいオタクと売りたいアフィリエイター

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SIMフリースマホや格安SIMが雑誌やニュースに取り上げられる様になり、一般の認知も深まりました。その認知の広がりとは裏腹に、格安SIMは何を選んだら良いのか分からない人も少なくありません。

実際ネットで調べると、格安SIMが大好きなオタクが勧めるSIMと、商品として売りたい広告主側とでオススメの商品が大きく違うこともあります。

とは言えどちらを信じれば良いのかと言われたら、どちらを信じるというより、自分のインスピレーションに頼って決めるしか無いというのが実情です。

結局どちらのオススメも自分の知識を見せつけたい、または商品を買っていただきたいの綱引きですからね。

結局最後は自分で決定して購入するしかありません。

それが不安ならキャリアのスマホの料金を支払って安心を買い続けることをオススメします。

安いには安いなりの手間やリスクが付きまといますから、安くて簡単で安心な商品なんてイイトコどりの願望ははじめから捨て去ったほうが良いでしょう。

おすすめの公平性

格安SIMオタクの人達のおすすめするSIMは、速度料金提供会社の歴史などの複合要素から選ばれたエリートSIMです。

持ってるだけで通ぶれるSIMですから、ブランドや権威主義的な30から40代男性の格安SIM主要購買層にガツンと響きます。

普段社会で失敗を許されない働き盛りですから、失敗したくないとい心理も働いているのでしょう。権威を持ってる人がおすすめしたSIMなら大丈夫と思いたいのです。

マニアにとってはその失敗したくない不安を、自身の知識と経験にもとづいて適切に処理することが出来るだけのスキルを持ち合わせています。格安SIMというジャンルにおいては彼らの言うことはかねがね正しいのです。

売る側も振る舞いや見せ方はマニアのそれと同じですが、同時に売りたい商品をおすすめするバイアスがどうしても働いてしまいます。

とは言えこのバイアスはネットに限らずどの商売でも同じことなので、あまに気にしすぎるのは買い手側にとっても不幸です。

また知識者の公平な意見が時として、その人の目的から逸脱した内容や独善的な押し付けに走ってしまう点も理解しておかなくてはいけません。

格安SIMにおいて正論はあくまで平均値であって、細かなニーズの違いを受け止められる適切な回答ではないことも理解しておきましょう。

マニアの評価軸は一般とズレていることを認識する

格安SIMが好きな人達はとにかく多角的にSIMを分析して、総合評価でSIMの善し悪しを決める傾向にあります。

一般的な評価軸は精々、会社の知名度や速度・価格といったところでしょう。安くて有名な会社ならとりあえず安心という人も少なくありません。

ですがマニアはそこからさらに踏み込んで、提供会社の過去の歴史や実績、親会社の取組みなど一般的な内容とは言えない部分も分析します。

過去の例に取れば、専門的な技術の情報発信を積極的に行っているIIJがはその最たる例でした。

私もIIJmioには商品・情報ともに、大変お世話になりましたが、技術情報を公開する格安SIM会社なんて普通のユーザーにとってどうでも良い評価軸であることに変わりはありません。

使う人のリテラシーが低くなるほど、評価軸はシンプルなわかりやすさを要求されます。

マニアは自身の知識に自信を持っているため、自身のポリシーにそっておすすめするあまり他人の求めているニーズを満たさない商品を時折オススメしてしまう事があります。

その程度なら良いのですが、他人が気にしているサービスを不当に貶めたり、自分のおすすめ以外は全部ダメと決めつける傾向も時折見受けられます。

最低限の要素を満たしていない格安SIMであればそれでも良いのですが、SIM戦国時代の現在むしろ最低限の水準を満たしていないSIMを探すほうが難しいくらいです。

本来マニアこそ格安SIM各社が提供してくれる細やかなサービスの違いを分析して、ユーザーのニーズに合った商品を公平に提案できる立場なのですが、自身のポリシーの名の下不公平なジャッジを下してしまいがちなのです。

ですのでマニアックでお金を意識しない人=ユーザーに適切なアンサーを返してくれる人とは限らない。そう覚えておきましょう。

売る側の不公平は分かりやすい基準

売る側がおすすめするSIMの基準はすなわち、売りやすくて人気のある商品であること。

マニアが人気や知名度を度外視した、総合評価で行うのに対して、アフィリエイターなどの売る側の立場の人は商品の評価は市場に決めさせて、自分たちは評価をみながら広告費用が潤沢で売りやすい人気の商品を探してきます。

ネットの商品は報酬で順位が容易に変わるという人もいますが、それは一部正解で一部不正解です。どんなに報酬が高くても売れない商品は売れませんし、売れる商品は報酬が低くてもみんな売りたがります。

そもそも競争力のないサービスはどんなに報酬を積んでも売れるものではありませんので、いずれ市場から淘汰されてしまい最終的には良いものしか選ばれません。

消費者から指示される商品の盛衰に応じて商品を適宜切り替えていく素早さは、ビジネスのほうが基準もはっきりしているためかなりシビアでかつ公平です。

商品の性能や料金面では売る側の意見は不公平になりがちですが、消費動向から見る商品選びという面ではコダワリというバイアスが掛からない分、マニアより公平で一般的な認識に近い商品選びに近づきます。

データベースとして

私も格安SIMが好きでしたから分かるのですが、マニアックな知識を人に話して認められたいという気持ちは心の底で必ず存在します。

ですが知識や業界に誠実な姿勢が一般ユーザーの求めている回答と必ずしもマッチするとは限りません。

大切なのはその知識の一方的な吐き出しではなく、相手方の情報を汲みとって適切な回答を返すことが出来るデータベース的な姿勢なのかもしれません。

とか言いつつ、このサイトも絶賛SIM紹介中

ここまで色々と言葉を弄しましたが、このサイトも格安SIMを絶賛紹介中です。

決して公平ではありませんが自分なりにそのサービスの特徴や活用法の提案など、単純な比較で終わらないようにして、ユーザーの判断材料を提供するように務めています。

ダメなものはダメといいますが、自分のおすすめしたい商品以外全方位にダメダメ言う自称専門家のような書き口だけは避けるようにはしていますね。

特定商品以外片っ端から批判するのは最低の姿です。

ホンダフィットを持ち上げるために、トヨタのヴィッツや日産マーチを批判して回る自称クルマ好きが最低なのと同じですね。もちろん真のホンダ党はそんなことしませんよ。

まとめ

当たり前の結論になりますが、ネットの意見に中立な意見はありません。必ずその人の都合の良い意見や考えが織り込まれています。

マニアの意見は自分に正直で自身の知識に公平であり、販売者の意見は自身の商品や市場の評価に公平です。

どちらの意見を採用しても選ぶ格安SIMに大きなハズレは無いでしょう。ただしその人がおすすめしている理由が、自分の利用実態に即しているかどうかはしっかりと見極めてから意見の採用を検討して下さい。

マニアックな人の意見か、販売目的の人がいう意見かの最終的な選択は、商品を検討しているあなた自身なのです。