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女性育毛剤は効果がない!?薄毛に悩む母が生えない育毛剤に希望をつなぐ闇

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私の実母は、私が苦労をかけすぎたせいで40代で髪が薄くなってしまい60歳の今でも薄毛が猛烈な悩みとなっています。

昔ながらの女性によくあるテレビと雑誌が情報源・通販が大好きな母は、東でみのもんたが「イソフラボン」と言えば豆乳を飲み、西でタモリが「海藻」と言えば3食海藻サラダを食し、南に頭皮ブラシが流行れば行ってこれで髪が生えると言い、北にサプリがあれば「効くわけがない」と言いながら律儀に飲みながら、フサフサな頭にワタシハナリタイと、涙ぐましい努力を重ねてきました。

そのような美しい髪の毛を夢見る母が、数か月前から利用している育毛剤が効かないとキレていたので、後学のためにと女性向け育毛剤の効果が気になり少し調べてみることにしました。

女性の薄毛は男のハゲとは重みが違う?

男性のハゲの悩みを大した事ない、とばかにするつもりはありません。

ですが男性は坊主やスキンヘッドなど髪型で薄毛やハゲを目立たせなくする方法を持ち合わせています。

女性は極端な短髪にすることで自身の毛髪量を視覚的にカモフラージュすることが難しいため、自身のコンプレックスとストレートに付き合わなくてはいけない分男性の悩みより根深いものがあるのでしょう。

そうでもなければ私の母は20年という長期間に渡り、髪が生える商売に振り回されることはなかったはずです。

髪は命と言われる女性にとっての薄毛は深刻な悩みであり、髪型でごまかせない苦しさが納豆だワカメだといった育毛食材に走らせていたのかもしれません。

エイリアン3の女主役リプリーのようにスキンヘッドでも美しさを感じられるほど完成された女性は少なく、私の母に限らず薄毛の女性は悩み、コンプレックス商売に都合よく振り回されていたのかと思うと中学生の頃の自分を殴ってやりたい気持ちです。

なお、髪の毛の量が少ない母より2歳年上の姉はライオンのたてがみのような立派な毛髪をお持ちで2人並ぶと妹の母がずっと年寄りに見えるのですから、薄毛というのは女性の若さに大きな影を落とす事がよくわかります。

個性とかありのままとか、そんな言葉が安っぽく聞こえるほど、薄毛という現実は女性を実年齢以上に老けてみせる魔力を秘めているのです。

男性の薄毛の悩みが浅いとは言いませんし、非常に底の深いコンプレックスであることを否定はしませんが、目の前で薄毛に悩み振り回されたきた実母を見ると女性の薄毛はライフスタイルにまで大きな影響を与えるものだと認めざるをえないですね。

女性に多いびまん性脱毛症

男性の抜け毛の多くは男性型脱毛症(AGA)と呼ばれ、生え際の後退やつむじから薄くなっていくのが特徴です。

多くの人のイメージではサザエさんの波平さんが最も親しみのある人物でしょう。志村けんや、故いかりや長介さんなど、お茶の間で馴染みのある重鎮芸能人にもAGAが多いことがわかります。

テストテロンと呼ばれる男性ホルモンがある体内酵素と結びつくことで、抜け毛を引き起こす物質に変質し生え際やつむじの毛髪の生え変わりサイクルを乱すのです。

女性は男性ホルモンが少ないためAGAが起こる確率は低い代わりに、複雑な要素が絡み合ったびまん性脱毛症の発症率が40%に上ると言われています。

びまん性脱毛症は、極度のストレスや寝不足、食生活など複雑な要素が絡み合うためAGAとくらべ原因を特定することが難しく、対策が難しいとされています。

発祥の原因を調べてみましたが、医学的にも根本的な原因の解明には至っておらず、何か特定のアクションで確実に髪が生えてくる!という情報は最初から疑ってかかるべきであることを示唆しています。

40代で薄毛になった原因はエストロゲンの減少?

女性の薄毛の要因と考えられている減少の一つに、閉経に向かうにつれて女性ホルモン(卵胞ホルモン)エストロゲンの減少が影響していると考えられています。

ホルモンバランスの急激な変化と加齢による体内環境の変化で、毛髪の毛周期のバランスが崩れ薄毛が進行していきます。

加えて40代当時の母は思春期を迎えて気難しくなっていた子供の世話や、パート疲れ、寝不足などで極度のストレスにさらされていました。

ストレスや寝不足・疲れとびまん性脱毛症発症の役満生活を送っていたことが、今までの母の薄毛人生を決定づけたのでしょう。

そう考えるとやはり、あの頃の自分を殴りに行きたいですね。

現代では晩婚化が進み、初産が30後半や40になる人も少なくない中、体力の低下する中で妊娠出産子育てに奔走しなくてはならない女性が増えるため、びまん性脱毛症に悩まされるお母さんはこれからも増えていくかもしれません。

女の命を守るために、旦那や子供はお母さんをいたわってあげて下さい。

育毛剤が効かないとキレる母(たぶん3度目くらい)

育毛剤のレビューではありませんし、紹介するつもりもないので、どのメーカーの育毛剤であるかは触れませんが、髪が太くコシが出たくらいで頭髪量が絶対的に増えたということはなかったとのこと。

女性ホルモンに似た成分配合で、その育毛剤は女性ホルモンの乱れが女性薄毛の原因だから、天然成分や女性ホルモンを補給して美しい髪の毛が云々カンヌン(個人の感想です)、とよくある育毛剤です。

つけ心地はよく、利用中は「特別感」に浸れるものの、具体的な発毛を体験することはできず今回も騙された!と大変お怒りでした。

効果が期待できないのは過去の経験からわかってるはずなのに…と内心思うのですが、本人は新成分や新配合という言葉に望みを繋いでいるのでしょう。

還暦を迎える女性であっても、いや還暦を迎えて老いが現実に横たわっているからこそ、若さを印象づける毛髪の悩みはさらに根深くなっているのです。

効果には個人差が…コンプレックス系商品の常套句

育毛剤に効果が100%ないとは言えませんが、育毛剤はどこまで言っても医薬部外品で薬用を謳っていても薬ではありませんし、人のカラダに影響を与える効果をもたせることはできません。

精々毛根に不足している成分を送り届けるのが精一杯で、今ある毛のサイクルを整えるのが精一杯でしょう。

勿論毛周期のバランスが整うことによって、発毛と抜け毛の均衡状態が保たれ薄毛は改善される(かもしれません)。

ですが育毛剤はあくまで頭皮に塗布するだけのものであり、体内のホルモンや持続的な栄養素の供給を行うものではありません。

どんなに高級で高性能な化粧水でも角質層にしか効果が及ばないのと同じように、育毛剤ができることは精々今ある毛根が枯れないように補助してあげることくらいです。

加えていえば、育毛は毛が生えてくるわけではなく弱った毛を強くするだけであり、薄くなって毛根がない状態の頭から再び毛根を生み出して髪の毛を生み出す「発毛」は育毛剤では行うことができません。

育毛剤は根を張り伸びている髪の育成を補助しかできず、種まき・土壌改善は商品の性質上期待することができないのです。毛生えは発毛の分野になり、医療の分野となります。

なお市販の育毛剤は髪の毛が再び生える「発毛」効果を謳ってはいけませんし、発毛効果のある成分は医療機関でしか扱えませんから発毛するといった時点で後ろに手が回ります。

母の利用していた育毛剤も例に漏れず、商品のサイトには毛が生えるとは一言も書いていませんでした。当たり前ですよね、そう書いたら薬事法違反ですから。

髪の毛が生えると明記できないのは、法律で禁じられているからではなく、実際に生えないからであって、頭に塗布するだけで毛が生えてくる画期的な成分の商品であれば何百億円のマーケットになるでしょう。

なお現在医師が処方する最もメジャーな発毛薬プロペシアは、市場規模が日本だけ100億円です。

頭につけるだけで同じ効果が得られる奇跡の成分であれば、その価値は年100億では収まらないと考えられます。その効果と与える経済効果の大きさから、ノーベル賞ものの大発見になるのでは?

残念なことにベ○タの育毛剤やマイナチ○レがニュースにならないところを見ると、育毛剤はあくまでも効果に個人的な差で片付けられる開運財布と同じ商品なのでしょう。

薄毛になる原因の一翼を担ったと思われる自分がいうのも変ですが、薄毛に悩む女性と女性育毛剤の関係の闇は深いのです。

まとめ

女性の薄毛は原因が複雑で、効果的な対策が取りづらい難しさをはらみます。

最も大切なのは40代のエストロゲンの減少が顕著になるタイミングで、過労やストレス・悩みを除いて規則正しい生活を送ってもらうことですね。

現代は育児や出産、家事に仕事と不規則でストレスの貯まる環境におかれているため、薄毛になりやすい時代です。

家族に40代の女性がいる家庭の方は、将来の毛根の為にも無理をさせず大切にしてあげて下さい。思春期の少年少女は、お母さんに当たり散らかさないようして下さい。