WiMAXの速度が遅くなる原因7選と解決方法

いつも快適に利用しているWiMAXの速度が突然遅くなった!いやいや慢性的に遅い!

モバイル回線ですので電波感度にムラがあり速度が遅くなることもあります。

つながりやすくなったとは言えWiMAXですから、プラチナバンドより障害物に弱い2.5GHzの高周波ですので速度のムラっ気とは上手に付き合わなくてはいけません。

そんなWiMAXの速度低下は以下の7つを確認することで対処することが可能です。これで解決できないのであれば、端末を修理に出すか解約をしたほうが良いでしょう。

  • 電波の悪い場所
  • 速度制限
  • 旧WiMAXを利用している
  • 端末を複数台WiMAXにつなげている
  • スマホのメモリ不足
  • スマホのカバー
  • モバイルルーターの不具合

以下順番に原因と解決案を解説します。

1.電波の悪い場所

WiMAXが遅いのならまず疑うべきなのは、電波の到達状況です。

つながりやすくなったとはいえ、WiMAXの電波周波数は2.5GHzと障害物に弱い特性の電波を利用しています。

窓のないビル内や柱や壁が多く電波が乱反射しやすいトイレ内、地上の電波が届かない地下鉄構内などはWiMAXが苦手とするフィールドです。

自宅の近くにビルやマンションが建つと速度が低下することもあります。

あと盲点なのが、家電や身近なモノからの干渉電波です。電子レンジやコードレス電話を利用すると、電波が乱れ思うように電波が受信できないこともあります。

電子レンジ コードレス電話機 2.4GHzのパソコンディスプレイ USB3.0対応機器

電子レンジのマイクロ波がWi-Fiの速度を遅くすることはよく知られていますが、PCディスプレやUSB3.0機器が発するノイズにも影響を受けます。

USB3.0はパソコンにも給電できる画期的な型式ですが、2.4GHz~2.5GHzの周波数に悪影響を与える高周波ノイズを発することがインテルより公表されています。

参考サイト:http://kettya.com/2013/log112111435.htm

2.4GHzで最も干渉ノイズが大きくなりますが、WiMAXの周波数である2.5GHzも強く影響をうける範囲に入っているため、軽視はできません。

解決策

電波による速度低下が原因であれば、最も効果的な解決策は場所を移動することです。

移動が難しいのであれば、Wi-Fiルーターの位置を動かすだけでも電波が改善することがありますので、アンテナアイコンを見ながらベストポジションを探ってください。

充電中に速度低下を感じたら、本体をUSBポートやパソコンから距離を離してみるのもいいでしょう。

WiMAX2+対応ルーターWX03なら電波インジケータ機能で、詳細な電波受信レベルをリアルタイムでチェックすることができます。

2.速度制限

受信状況はOK、でも突然通信速度が遅くなってもとに戻らない。そういう場合に考えられる原因は通信量超過による速度制限です。

WiMAX2の速度制限は7GB制限(フラットツープラン)・7GB制限(LTEオプション)・3日10GB制限(ギガ放題)の3つです。

いずれも制限後速度の違いや制限条件、解除の方法が違うのでそれぞれ別に解説と解決策を提示していきます。

2-1.ギガ放題の3日10GB制限

WiMAX2+で一番の人気プラン、ギガ放題の3日10GB制限は、3日間のデータ通信合計が10GB以上になった日の翌日18時から翌々日2時まで回線速度が約1Mbpsに低下します。それ以外の時間帯は通常速度のままです。

18時頃からYouTubeの画質荒れたり、アプリのダウンロードが遅くなったりする場合は3日10GB制限に引っかかった可能性が高いですね。

3日10GB制限で厄介なのは、3日間のデータ通信合計が10GB以上の状態が続くといつまでも速度制限が解除されないことです。

3日10GB速度制限のイメージは以下の図のようになります。

f:id:mukyoyo_na_k:20170516223446p:plain

制限前であれば50GBでも100GBでも使えるので、理論上どんなデータでもダウンロードし放題なのがWiMAX2+ギガ放題の凄いところだといえます。

解決策

1日3GB未満を目安に通信しつつ最大3日間待つ。

速度制限時間は18時から2時なので、それ以外の時間は通常速度で利用できます。日中は最大速度440Mbpsで利用できてしまうため、通信量超過に注意して3日間過ごしてください。

2-2.LTEオプションの7GB制限

WiMAXの電波が届かない場所でもauLTEで接続することができる、LTEオプションにも7GBの制限が存在します。

またLTEオプションで合計7GB通信してしまうと、ギガ放題プランであっても128kbpsに速度制限されてしまい、これを解除する方法もありません。翌月まで制限が解除されるのをじっと待つしかありません。

解決策

この通信制限を避けるためには、LTEオプションをON/OFFしてLTEモードの通信合計が7GB以下になるようにしてください。

またLTEオプションが利用できない機種を選ぶのも一つの手段だと思います。利用できないモードに切換えることはできませんからね。

2-3.フラットツープランの7GB制限

WiMAX2+フラットツープラン(以下通常プラン)の7GB制限は、月のデータ通信量の合計が7GBを超えたタイミングで128kbpsまで速度が低下します。

毎月1日に制限が解除されますが、パケットを購入して制限を解除することはできません。

解決策

翌月1日まで待つ。

WiMAX2+は通常プランとギガ放題プランを自由に切換えることができますので、通信量が毎月足りなく感じるようであればギガ放題プランの利用を検討してください。

当月中に解除したい場合は月1回に限り、LTEオプション(1,005円)を利用することで速度制限を解除する方法もあります。

3.ノーリミットモード(旧WiMAX)でつながっている

WiMAX2+が4×4MIMO+CAにより440Mbpsまで増速している中、旧WiMAXはWiMAX2+に帯域を譲る形で下り13.3Mbpsまで低速化されました。

WX02のようにノーリミットモードと呼ばれる旧WiMAXエリアに自動接続する機種を利用していると、偶然旧WiMAXエリアに切り替わることがあるかもしれません。

4.Wi-Fiに複数の端末が接続している

WiMAXの端末に複数のスマホやパソコンを接続して同時通信すると速度が急速に低下することがあります。

スマホやタブレット、パソコンと複数端末にパスワードを記憶させていると何かの拍子に一斉にWiMAX端末につながることも少なくありません。

家族で利用していると自分と配偶者と子どものスマホがいつの間にかWiMAXにつながっていることもあります。

スマホやタブレットのWiFi接続優先度を変更するには手間がかかりますし、優先度を設定したとしても、固定回線のWi-Fiが途切れた瞬間にWiMAXのWi-Fiが割り込んでくることがあるため、自動接続設定をOFFしない限りこれを食い止める手はありません。

解決策

端末モニタ上に表示される接続数をチェックし、不要機器の接続を解除してください。

5.メモリ不足や熱による機能低下

気づきにくいポイントですが、アプリやブラウザの開きすぎによるメモリ不足や機体の熱暴走は反応速度や機能の低下により、Wi-Fiの速度が低下したように錯覚します。

防水防塵スマホは密閉されているので、放熱性が悪く熱がこもりやすいので、長時間の利用には注意が必要です。

解決策

メモリが原因であれば、スマホ・パソコン共に使っていないアプリケーションを終了する、再起動をする。

熱に寄る機能低下は操作を中止し、機種本体を冷却する。ただし保冷剤は端末内が結露してしまう可能性があるので利用を避け自然に冷めるのを待つか、扇風機など利用してください。

6.スマホカバー

汚れや衝撃からスマホを守ってくれるスマホカバーも、材質によっては電波受信を妨げる遮へい物となりえます。

ケースによっては自分からわざわざ端末周りに壁を作って電波受信を妨げているようなものです。

とりわけメタル製のスマホケースはデザインにより、電波の受信を妨げることも。

メタル製以外なら問題ないかといえばそうでもなく、本体を覆う形のケースであれば素材にかかわらずWi-Fi速度に影響することも頭の片隅に入れておくとトラブル解決の一助になるはずです。

解決策

ケースを新調して速度低下した場合は、一度ケースを外してみる。

本体全体を覆うメタルケースの利用は避ける。

7.モバイルルーターの不具合

上記6つのトラブルをチェックしても回線速度が回復しないようであれば、モバイルルーター本体が原因かもしれません。

モバイルルーターの不具合は原因の種類が多く、複合的なトラブルで不具合が出ている可能性もあります。

またソフトウェアが問題だと自力解決は不可能に近いため、修理や買換えの検討が必要です。

対策

端末の不具合が疑われるなら、以下の5つの対策を順番に確認してください。

  1. 再起動
  2. バッテリー抜き差し(機種による)
  3. SIMカード抜き差し
  4. SIMスロット端子の清掃
  5. ファームウェアのアップデート

これでも直らないようでしたら、端末を修理に出すか買換えをおすすめします。

WiMAX2+の端末はAmazonで1万円以下で購入でき、SIMロックフリーなのでSIMの差し替えるだけで新しい端末に乗り換えることが可能です。

契約してから2年以上経過しているようなら、今の契約を解約して新しいプロバイダに乗換えてください。9500円の違約金を支払っても、キャッシュバックや割引額の方が大きいのでトータルでは通信費の節約にもなります。