新古車と認定中古車はどっちがお得?新車の値引きについても考えた

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欲しい車を買うために、新車以外に新古車や認定中古車という選択肢をえらべます。

フルモデルチェンジ後でさえ、成熟して不具合が解消されている末期モデルの真新しい新古車との間で揺れることだってあるでしょう。

ディーラー登録後誰も使用していない新古車や、新車と同じ保障の受けられる認定中古車など、中古車市場も新車と同等の品質やサービスが確保されているものも登場しています。

複雑化するクルマ選びの中、私たちユーザーは正しいクルマ選びの知識を持たないといけません。

自動車購入の基準の車両価格にプラスして、購入先や車の属性を考えて選ぶことができればクルマ選びの幅が広がります。

人生で3番目に高額な買い物といわれるクルマをお得に購入する方法を一緒に考えていきましょう。

手厚い保証の中古車が増えるクルマ市場

昔の中古車といえば、保証もなく、中身がどんな状態かよくわからない不安の代名詞でした。アメリカで中古車ブローカーといえば、最も信用できない人間といわれるほどです。

そんな中古車を購入するのは一種の博打だった時代から、ディーラーが保証を付けて販売する時代に変わり、ここ数年で特定の条件を満たした車両を新車と同然の保障やサービスで販売する認定中古車へと変遷していきます。

認定中古車は割高な値段設定ですが、ディーラーが販売整備を手掛けるヒストリーのはっきりした車両のみを取り扱うことで、購入する人に新車に限りなく近いサービスや保証を受けられる制度を用意しています。

例:レクサス認定中古車

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オーナーサービスが手厚いレクサスを例にとると、レクサス新車は最長5年の保障がついてきます。レクサス認定中古車のCPO保証は、通常2年・自己負担で+1年のサービスが用意されており、その内容も新車と全く同等といって過言ではありません。1年落ちのレクサスを購入した場合は新車保障の残4年間が優先されるので、CPOなしでも4年間の保障がディーラーで受けられます。

ここまでなら、普通の1年落ち中古を買うのと同じですが、G-Linkと呼ばれるセキュリティ・渋滞回避情報・緊急通報サービス、さらにレクサスサービスの代名詞といえるレクサスオーナーズデスクも2年間無料で利用できるのです。

発売当初、レクサス中古車はオーナーズデスクが利用できないので、レクサスのサービスの美味しいところが体験できないのがネックでした。レクサスはこの認定中古車を通して中古オーナーでもレクサスを所有する喜びを提供してくれているといえるでしょう。

このように高級車メーカーを筆頭に、各メーカーが積極的に導入している認定中古車サービス。憧れだったモデルが保証付きで買えるようになり、ユーザーにとって中古が妥協のクルマ選びではなくなったサービスといえるでしょう。

欲しい車をできるだけ安く、保証は新車と同じくらい。私個人は、高級外国車やよく壊れるイタリア車ほど認定中古車はねらい目だと思います。

軽を中心に人気の新古車

新古車とはディーラーが販売数確保のために一度自社登録した車両を中古車として再販売している車両です。商取引上では中古車として取り扱われますが、実際は誰も載っていない車になるので便宜的に新古車と表示されます。

スズキの販売店が販売台数アップのために自社購入し、その在庫をさばくために新車価格よりも10~20万円以上値引いて販売したことから、一気に注目された中古車です。

新車と違い車検費用などが車両価格に含まれていることが多いので、支払いもわかりやすいところが女性には特にうれしいようです。車検代とか○○手数料が上乗せされて+数十万円の支払いアップになる新車買うなら、明朗会計で数十キロしか走ってない新古車のほうがお得度は高いですからね。保証も新車と同じですし、買ったディーラーが対応してくれますからね。

特に値引きの低い軽自動車は、新車から10万円以上値引きされる新古車を指名買いする人が多いようです。

デメリットとして、売れ筋モデルやグレードしか取り扱いがないので、自分好みのクルマに出会えない可能性が高いです。在庫にある範囲でしか選べないので、外装黄色で内装は黒MTモデルetc…といろいろ欲張ってもお目当ての車両には出会えないでしょう。

あまりクルマに興味がないなら、新古車は安くいいクルマを購入することができるチャンスなので気に入れば今すぐ買いですよ。

好きなグレード・色・オプションなら新車

あたりまえですが、クルマにこだわる人ほど新古車や認定中古車においてあるクルマに気に入った物はないでしょう。

私のように乗る車はMTモデル択一な人間はその時点で選べる車を一気に狭めてしまいます。新古車や認定中古で色やオプションがばっちりなモデルに出会えることは稀なので、どこかで妥協しなくては駄目でしょう。

こだわりが強い人が一期一会の中古車に理想で追い求めてはいけないと思います。中古車に掘り出し物なしともいわれてますからね。結局新車を買ったほうがお得だった、なんてことにもなりかねませんし。

そういうわけで欲しい色や装備がはっきりとしている人は、新車購入を前提に行動しつつ新古車や認定中古を流し見するくらいがいいと思います。その間にお眼鏡にかなうクルマが見つかったらラッキーと思いましょう。

新車・新古車・認定中古のメリットデメリット

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新車

  • メリット

購入タイミングを自分で決めることができるから、値引きやサービスの交渉をじっくりできる。3つの購入方法では唯一自分のペースで交渉できる立場になれます。

新車購入向けの値引きハウツーが多いのでで、情報がとても多く自分の値引きが相応かどうかが判断しやすい。

  • デメリット

メーカーや車種によっては値引きをしないことも。値引きを引き出すためには、何軒ものディーラーに何回も通わなくてはいけない。

百戦錬磨のディーラーマンと値引き交渉しても、お得に契約した気分になるだけで、大抵は負けている。彼らは気持ちよく高く買ってもらうテクニックに長けています。

新古車

  • メリット

新車同等のきれいな車両を自分の目で見て、納得して購入することができます。人気の軽カーは新古車の数が豊富なので、色やオプションをちょっとだけ妥協するなら選び放題ですね。

高い買い物であるクルマですから、自分の気に入った色やオプションがついているクルマを実際に見て触れられる安心感は新車にはないメリットといえます。

人気のオプションは大抵搭載しているので、みんなに居心地のいいクルマに仕上がっています。クルマはよくわからない。でも家族や友達と楽しくドライブしたい人にはお勧めです。

  • デメリット

売れ筋商品が多いので、ちょっとこだわったオプションや色を探すとなかなか見つけられません。また人気モデルの取り扱いが多い代わりに、4駆やマニュアルミッションモデルのようなグレードはなかなかお目にかかれません。

新古車は値引きが低い軽カーを買うのに有利な方法です。奥さんが乗るアシ車やセカンドカーを買うなら、買ってすぐに乗れる新古車は値引き交渉をせずとも安く買えるクルマといえるでしょう。

認定中古車

  • メリット

認定中古車の最大のメリットは、特定の条件を満たした車両であれば5年前のクルマでも1年以上のディーラー保証が付けられるところにあります。

現行モデルよりも1,2世代古いモデルのほうが好きな人にとって、認定中古車の手厚い保証は、憧れのクルマを末永く乗り続けたい気持ちに寄り添ってくれることでしょう。

特に外国車は部品代も高く、日本車よりも故障しやすいです。エンジンや駆動系は頑丈なのですが、スイッチや電装系が劣化しやすく交換は数万円~数十万円に及ぶことも。保証の有無による経済的ダメージは言わずもがなです。

修理代払えないなら外車に乗るなという意見はごもっともですが、それでもお金がかからないほうが良いことに変わりはありません。

外車を手放す人の多くが、日本車と比べて高額な修理費用です。その心配を保証がカバーしてくれるなら割高な車輌代金を払う立派な動機になってくれます。

デメリット

価格にサービス料金を上乗せしているので、同程度の中古車と比べても1~2割ほど割高になります。だんだんその差が埋まりつつありますが認定中古車が割高なのは変わりません。

クルマの登録年数によって保証期間が変わったり、延長料金が割増しになるなどメーカーによって修理保証の内容や条件も違います。必ず担当者に確認してくださいね。

面倒な交渉なしにクルマを安く買うなら?

クルマを買うのに合い見積もりや、購入回答を持ち帰る、決算期に購入するなど様々なテクニックがありますが、残念ながら百戦錬磨のディーラーマンはすべてお見通しです。

私たちにとって数年に1回のクルマの交渉ですが、彼らはそれを毎日やっています。大幅値引きを引き出すための、交渉テクニックのほとんどは彼らに見破られているのです。

唯一の主導権は下取り

何台もクルマを買い替えていて気付いたのですが、私たちが価格交渉で唯一完全な主導権を握って、自由にふるまえるのはクルマの下取り交渉だけです。

ですがこれも、ディーラーのいわれるがままにしていると二束三文で買いたたかれ、その粗利で値引きに色を付けるという感じで見事にカモられてしまいます。

ディーラーの中古コーナーを覗いてみると、結構いいお値段の中古車が並んでいます。そのなかに下取り車と同じモデルがあるなら値段をしっかり確認してください。自分のクルマの下取り価格がその1/5~1/10なら、下取りで買いたたかれている可能性が大です。

また値段が付かない、廃車料金が必要と言う場合も要注意です。

日本車はよく走り、頑丈で壊れません。日本で使われたクルマはきれいに乗られているものが多く、発展途上国の人たちは喉から手が出るほど欲しいのです。クルマのオークション会場では、東南アジアや中東の人たちが日本では買い手のつかないようなクルマを購入しています。たとえちょっと故障していても、修理したらまだ乗れるのがわかっているからです。

また自動車は90%以上リサイクル可能な素材でできており、いわば資源の宝庫。良質な鋼材、金やプラチナのような貴金属が含まれています。今では廃車専門で買い取ってくれる業者もいるくらいです。

売る場所さえ間違えなければ、1万円にしかならないといわれた下取り車にも値段が付くかもしれません。

いずれにせよ、あなたのクルマが適正価格かどうかは、買取査定に出してみないことにはわかりません。10万キロ超えていても値段が付く可能性があるから、あきらめず専用の買取査定にだしてみることをお勧めします。

自分の意志やペースでじっくり考えられる値引き交渉術が下取り・買取しかない以上、その部分だけは自分の領域として死守して、絶対に手放さないようにしてくださいね。