読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

チェロの初心者が陥る罠 大事なのは基本の「き」の巻

久しぶりにチェロの話題でも。
記事には書いてないけど、練習はぼちぼちやってます。
本当は毎日1時間以上が理想。いや、理想という言い訳を使うべきじゃないね。
単純に俺が練習してないだけです。

チェロ初級者が陥りがちな3つの罠

入門から初級者になろうとしてる人が患う病気の症例

弾きたい気持ちが先行して分不相応な曲ばかり弾き続ける

これは最も注意すべき落とし穴です。
チェロを始めたからには、好きな曲や弾きたい曲があるでしょう。

教室の課題曲やエチュードもそこそこにバッハの無伴奏とか弾き始めていませんか?
教則本の八分音符一つとっても、意味があります。
その一つ一つの意味の集合体がバッハの無伴奏なりベートヴェンのソナタです。

楽しむことが大前提ですが、分不相応な曲を熱心に練習するのはほどほどに。

運弓をいい加減にして(自分だけ)気持ちよく弾く

f:id:mukyoyo_na_k:20141107010537j:plain

入門者から初級に差し掛かると陥りがちな罠です。
音階もさらえるようになり、
どこにどの音があるのか覚えてくると楽しくなってきます。

苦しさを乗り越えたランナーズハイの状態で、
ジャイアンリサイタル開演です。

音程はいいんだけど、音の立ち上がりが悪かったりしりすぼみだったり。

ノコギリ引くみたいに、ガシガシ弓を動かしているだけで全然美しくない。
結局それが音に現れてきます。

弾いてる本人は気持ちいいんですけどね。

左の指がアクロバット体操をしている

指の動きは最小にコンパクトに。

バタバタ動く指使いは傍目で見るとかっこいいのですが、
演奏的にはNGです。

一流のプロでもそういう人がいますが、
彼らと同じ次元でアマチュアを語らない。
練習量と天性の才能に天と地の差があります。

どの世界でもそうですが、上手なプレイは常にミニマルです。

最小限で最大のパフォーマンスを発揮するのはミニマリズムにも通じます。

要するにこれ全部俺のこと

何事も基本を忠実に練習してこそです。

当然バッハの無伴奏でもコーダイのソナタでも楽しめれば一番ですけれど、
自分だけが楽しいリサイタルはジャイアンを見ればわかるようにみんな逃げ出してしまいます。

今は地道な基礎の積み重ねですが、
それが将来の演奏に大きな影響を与えると先生から言われ続けています。

基礎をないがしろにした、アマオケ経験者の矯正が一番大変だとおっしゃってました。

セヴシックに始まりセヴシックに終わる

あまりにも単調で、地味な作業を延々と弾き続ける面白みが少ない教本です。
ですが、すべての演奏の運弓を網羅した恐るべき教則本。
このチェロの写真は左右が反転してるというおバカ仕様。

これで1,200円だからコスパ最高。

だが、内容はあまりにも不親切。
日本の会社が発刊するハウトゥ本に慣れた人が見たらひっくり返る。

海外の楽譜会社って恐ろしいくらい事務的な本の作りです。
慣れると、無駄な情報がないことのありがたみがわかってきますが。

親切な説明文入れるのって日本の会社くらいじゃないかな?

他者に聴かせることを意識する

自分の練習の成果をいずれは誰かに聴かせる心構えをもって基礎に臨みます。
そうすることで地味な音符の羅列に意味が出てくるのです。
均等な三連符や正確な休符の積み重ねに意味がなければ本当地獄の苦行ですよ。

まとめ

趣味ですから、自己満足の世界です。

でも、自己満足で終わらせるのではおもしろくない。

音で社会貢献をしている方々と付き合うことでその影響を強く受けていると思います。

自分が楽しんで、周りも楽しんでいただく。 自分本位的ですが、これが他人にも喜ばれる楽しみ方です。