ラクトフェリンは副作用やアレルギーは無い?飲んでも大丈夫?

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メディアやサプリメントでも人気のラクトフェリン。ヨーグルトや牛乳にも含まれている、副作用のない魔法の成分として注目されていますが、本当のところはどうなのでしょうか?

本当に副作用がないの?サプリを飲み過ぎて体調を壊したりアレルギーになったりしない?

心配になったのでちょっと調べてみました。

ラクトフェリンの効能

ラクトフェリンは厚労省の毒性実験において、ラクトフェリンに起因する病変や中毒による変化はありません。

また、ラクトフェリンは抗菌作用があり、大腸菌の増殖を抑制する一方ビフィズス菌は抑制しないので、腸内環境を整えてくれる働きがあります。

細菌の増殖を抑制し病原体を食べる食細胞の数を増やす効果も確認されているので、免疫力の向上が期待できるのです。

また妊婦の深刻な貧血の改善にも有効なのようです。

鉄欠乏症に悩む妊婦に対して行われた調査によると、従来使われていた硫酸鉄よりラクトフェリンのほうが腸内の鉄供給率が高いことがわかりました。ラクトフェリンの効果が高いにもかかわらず、副作用では硫酸鉄を利用した95%以上の人が腹痛や痙攣を訴えるなか、ラクトフェリンでは副作用の報告があがりませんでした。

このことからも、ラクトフェリンは妊娠しているデリケートな時期の女性にも安心して利用できるサプリメントであることがはっきりと分かります。

副作用と危険性

牛乳が原材料のラクトフェリンは、アレルギー発症の可能性が低いというのが厚生労働省の見解です。でも、ラクトフェリンを摂ることによって、アレルギー発症の元になる特異IgE抗体の一時的な増加が確認されています。この抗体は時間が経つと自然に低下するので、アレルギー発症の可能性は低いことがわかっています。飲み続けることでアレルギーになる心配はほとんどありません。

しかし、牛乳由来の成分であるため、もともとアレルギーがある人には症状が出る、お腹がゆるくなるなどの副作用が低い確率ながらあるかもしれないことは、理解しておきましょう。

もともとひどい牛乳アレルギーをお持ちの人や、乳製品を取るとスグにお腹を下してしまう人は注意が必要です。

牛乳アレルギーでアナフィラキシーショックを起こすことはありませんが、気分が悪くなったりお腹をひどく下すようであれば使用を中止して医師に相談するようにしてください。

普通の人は大丈夫?

ラクトフェリンが作用するのは空腸内なので、お腹がゆるくなるなどの副作用がでることがサプリ利用者の中で報告されています。

しかし適切に使用される限りにおいて、深刻なアレルギーや体調変化は起こりにくい比較的安全なサプリメント成分といえるでしょう。栄養バランスを無視したラクトフェリンの摂取だけで健康やダイエットに効果があるわけではないのです。

調べた限り、ラクトフェリンを過剰摂取しても効能に変化はなく余剰分は外に排出されるようです。飲み過ぎで身体に蓄積して健康を損なうことはありませんが、サプリ代がムダになるだけです。やっぱり用法用量を守って飲むのが一番ですね。

まとめ

安全な成分と言われているラクトフェリン。

それは、多くの科学者がたくさんの実験を繰り返して得た科学的な根拠にもとづいています。

現在抗癌作用や痛み止めなどにも効果があると言われ、さらなる研究や医薬品の開発が待たれるラクトフェリン。実はそのラクトフェリン、ヨーグルトや牛乳では取りにくい成分なのをご存知ですか?

あまり知られていませんが、ラクトフェリンは胃液に含まれるペプチドで簡単に壊れてしまうのです。仮にラクトフェリンだけを100g食べても、腸まで届くのは0.5gだけ。それくらい壊れてしまいます。

次回の記事でしっかり腸にラクトフェリンを届けるために選ぶべき、腸溶性ラクトフェリンについて詳しく解説しています。