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SIMロック解除義務化はデメリットも多い!端末料金が高くなる?

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SIMロック解除義務化でMVNOが活性化するのはもうしばらく先になりそう。
5月よりSIMロック解除の義務化が始まります。キャリア端末がSIMロック解除を義務化されることで、今までキャリアに縛られていた人たちが今後理不尽な縛りから開放されていくはず。自由に回線契約する意識が生まれる土壌が整えられようとしていますね。

とはいえ、色々と乗り越えるべき壁も大きく、まだまだキャリアの影響力がそこかしこに音を張っているといった印象です。

真新しいことのように騒がれてるけど

docomoはiPhone以外、SoftBankは一部の端末でSIMロック解除に応じており、お金さえ払えばシムロックを解除して海外で使える端末にすることが可能です。

auやすべてのSoftBank端末でSIMロック解除が可能になることに意義があるとは思いますが、周波数や端末の問題など壁が立ちはだかっておりSIMロック解除の恩恵がどこに存在するのかいまいち見えてきません。

5月以降発売の端末から適応

総務省のSIMロックガイドラインによれば、5月1日以降に発売された端末からSIMロック解除義務が発生します。

7 本ガイドラインの適用等
(1)本ガイドラインは、平成 27 年5月1日以降新たに発売される端末について 適用する。なお、それ以前に発売された端末については、平成 26 年 12 月改 正前のガイドラインの趣旨に沿って適切に対応することが適当である。

出典: 総務省SIMロック解除に関するガイドライン

要するに、それ以前に発売された端末は今までどおりSIMロック解除の対象にならないということです。その辺勘違いして、iPhoneやiPadのキャリアモデルがSIMフリー化すると思ってる人がいますが、それは間違いです。残念ながら今お手持ちのau、softbankスマホは現時点でSIMロックは解除されません。

次期iPhoneはSIMロック解除可能

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docomoは次期iPhoneからは180日経過後に解除可能になるようです。iPhoneの販売でdocomoに水をあけるSoftBankとauは現状沈黙を守っています。

iPhoneのSIMロック解除で来年の今頃には大きな流れがきそうですね。

しかし、今まで販売されたモデルはSIMロック解除不可です。現時点ではdocomo版以外のiPhoneは契約が切れた時点で高級なiPod touchです。

キャリアを利用するなら縛られたままでいい

当たり前の話ですが、自社サービスを利用してくれているお客様を贔屓するのは当然の話しです。

端末代金の割引や数万円規模のキャッシュバックは、キャリアだからこそ受けられるオモテナシといえます。大人気の最新端末が0円。端末にトラブルがあっても全国にあるショップで解決してくれます。

SIMロック解除をしたら、このようなサービスが受けられなくなったりキャンペーンが打ち切られてしまう可能性があると言われています。

SIMフリーだけど電波からは自由になれない

技術的な問題で言えば、それぞれのキャリアには自分たちが利用できる周波数が存在してます。全キャリアが共通して利用してる周波数はBAND1の2100Mhzのみ。現行のプラチナバンドはバラバラですし、一部同周波数の帯域も整備が進んでいないなど実用には程遠いものばかり。端末によって対応周波数が様々なですので、一概にauのスマホがdocomoで利用できないとはいえませんが、自己責任でリサーチをしていく必要があります。キャリアショップはSIMロック解除には応じてくれますが、それ以降のトラブルは全て自己責任。ショップで「このスマホはdocomoでも使えますか?」と聞いても答えてくれることはないでしょう。

ロックを解除してSIMを挿せば使える、わけではないので注意が必要です。独自のリサーチが必要になります。

持ち込み新規は高い

ほとんどの人が格安SIMの利用するとおもいますが、SIMロック解除した端末はどのキャリアでも自由に契約することができます。しかし、各種割引サービスやキャンペーンが受けられず、高い利用料金でキャリアサービスを受けるしかないのが現実です。

端末月賦払い契約とほぼ同額の利用料金を払ってまで、SIMロック解除した端末を利用するなんてお金に余裕のある人しかできません。

いつかは格安SIMじゃなくて、今格安SIM

キャリア販売のスマホを購入SIMロック解除して、格安SIMで利用するというのはデメリットが多い。それならdocomoの「白ロムスマホ」をAmazonで購入してSIMロック解除したほうが面倒も少なく、格安SIMを利用することができます。

ハイスペックでバーゲンプライスなZenfone2の発売や、iPhone6のSIMフリーも再販されてSIMフリー業界も安かろう悪かろうの時代が終わりつつあります。

また、テザリングロックや無駄なアプリの入っていないSIMフリースマートフォンなら、そもそもSIMロック解除なんてワードを気にする必要もありません。唯一次期iPhoneはSIMロック解除の恩恵を受けられる端末と言えるでしょう。

まとめ

  • もともとSIMロック解除はdocomoとSoftBankの一部で対応していた
  • 5月以降販売の端末が対象。それ以前は対象外
  • iPhoneのロック解除は次期モデルから(docomoのみ)
  • 月々のサポートやキャッシュバックがなくなるかも
  • 端末周波数に要注意
  • MVNOで利用する人が大勢。持ち込み新規はマゾの所業
  • これから買うならSIMフリー

5月のSIMロック解除義務化によって、携帯業界に変化が訪れるのは間違いありません。とは言え津波のような変化が押し寄せるわけではなく、水面下でジワジワと変わっていくことでしょう。