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docomoエリアのポケットWifiを無制限で使う!無制限SIMスマモバはぷららモバイルよりつかえる?

格安SIMで無制限?

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これまで格安SIMといえば速度制限の厳しい通信速度無制限ばかりで使い勝手の悪いものばかりでした。もっと使いやすい無制限SIMを求める声は後を絶ちません。

WiMAXのエリアが不安で、広いエリアを持つドコモ系MVNOに通信速度無制限を求める人はたくさんいます。

そんなニーズもあるので当然格安SIMの中には無制限プランの提供をする会社もあります。

ですがその多くは通信量無制限である代わりにスピードが大きく規制されているものばかりです。

しかもそのスピードときたら、1Mを下回る低速なSIMばかり。動画や音楽ダウンロードしたくて契約したのに、遅くて使えなくて解約!なんてオチも耳にします。

最大150Mbpsの理論値表記なんて紛らわしいのでやめて欲しいのですが、規制する法律がないのです。契約するあなたが自衛するしかありません。

そんな無制限詐欺といっても過言ではない格安SIM業界の中で、スマートモバイルがハイスピードの無制限Wifiを提供していると聞き、早速利用してみることにしました。

スマモバとは?

正式名称スマートモバイルと呼ばれる、docomo回線を利用した格安SIMを提供する会社です。

楽天モバイルやOCNモバイルのようにCMを放送しているわけでもなく、あまりメジャーな格安SIMとは言えません。しかし無制限格安SIMを月3,480円で提供しているので、WiMAXを検討している人にとって1つの選択肢になる可能性を秘めていると言えます。

そんなスマモバのメリットデメリットを簡単に挙げますと、

メリット

  • 人口カバー率100%
  • docomo回線なので山間部や海の上でも繋がるエリアの広さ
  • プラチナバンド対応で、繋がりやすい
  • ネットワーク強化で最速20Mbps以上のスピード

デメリット

  • 毎月500円の端末料金を36ヶ月分割払い
  • 通信速度制限があり、その制限基準がわからない
  • 通信速度5mbpsはWiMAX2+の通信制限時と同等の速度

docomo系格安SIMの繋がりやすさとエリアのメリットを引き継ぎつつ、以前は最高で5Mbpsのスピードでしたが、ライバル各社の回線増強に負けじと2倍のネットワーク強化を行いました。この強化はLTE使い放題プランのみです。

実測20MbpsというdocomoエリアのモバイルWiFiとしては、無制限プラントは思えない速度です。

他のモバイルWifiのネックでもある、つながりやすさと速度が両立されている数少ないWifiサービスといえるでしょう。

ですが実際に利用してみたところ、スマモバの無制限も速度ではなく通信量無制限だということがわかりました。これで事実上、速度無制限のWifiは存在しない事になります。ですから無制限という縛りを設けてWifiを探しまわるより、速度制限の規制がどれだけ緩いかどうかが重要になってきますね。

スマモバがどれくらいで制限がかかるかは、レビューの中で触れていきたいと思います。

スマモバの料金プラン

スマートモバイルの料金プランは、無制限プラン3,480円と5GB1,480円が存在しますが、ここではモバイルWifi利用を想定して無制限プランのみに焦点を当てさせていただきます。5GBプランはもっと安い会社もありますので、あえてココで選ぶ理由もないでしょう。

料金 割引後金額
基本料金 3,480 3,480
端末料金 1,500 -1,000
初期費用 3,000 3,000
1ヶ月目 7,980 6,980
2ヶ月以降 4,980 3,980
2年間合計 122,520 98,520

*解約時は端末残債一括支払い

ユニークなのが端末を月賦払いで購入することで、1,000円の割引を受けられるところでしょうか。格安SIMは端末を買っても月々サポートや割引がないところがほとんどなので、3万円以上のサポートを受けられるのはとても珍しいことです。

無制限のWifiの端末コミコミ料金としては普通な印象の月額料金ですが、縛りがなく2年後の値上がりなしで安定した料金で使える点は注目すべきポイントです。更新月の心配がいらないので、安心して長期間利用でき、好きなときに解約できるメリットは大きいでしょう。

無制限の実態を探る

さて、ここから本題の速度と通信量についてですが、結論から申し上げますと速度面はWiMAXのような爆速は期待できません。

他の無制限格安SIMと比べたら速いくらいで、WiMAX2+並の20~40Mbpsを期待するとがっかりするでしょう。

【追記】ネットワーク強化により5~20Mbpsが安定して出るようになっています。今スマモバを遅いとか言ってるサイトは、契約せずにネットの過去のクチコミだけ見て、記事を書いてるエア契約者なので騙されないようにしましょう。

実は私自身、結構期待していたのですが、実際利用してみるとモバイルWi-Fiとしては普通の印象ですね。

回線強化によって驚くほど使えるようになりました。Amazonプライムビデオのウォーキング・デッドを連続視聴しても回線詰りを起こさず快適です。正直いうとDMMモバイルよりも速度が出てました。

ですがWiMAXと比べてしまうと速度制限後の通信速度が低下するため安心して動画が見れるかといえば、そうでもありません。

動画やPCで利用するケースに対応できないわけではありませんし、回線増強で速度面に不満もありませんが、それなりの我慢が必要なケースが出てくるもしれません。

通信制限が3日3GBの速度制限が明記されたため、使い方次第ではあっという間に128kbpsに制限されてしまいます。

速度制限について

3日間で連続して6GBほどの通信したところで制限がかかりました。スマモバは制限するタイミングや、解除の条件などを明確にしていません。

この制限が明記されていないメリットは、スマモバ全体の回線負荷が低い時は大容量通信を高速で利用し続けられることがある点です。

回線増強にともない3日3GBの速度制限が公式に明記されました。

ですが3日間3GBの上限枠が緩いのか3GB以上利用しても、即座に制限されることはなく結果3日間で30GB以上利用することができました。

しかし通信制限解除の条件はWiMAXと同じく、直近3日間で3GB以上ですから、3日間は128kbpsの制限を受けることとなります。

1日で使える量が多くても速度制限が厳しいため、WiMAXより癖のあるサービスだといえますね。

速度も早く繋がりやすい点は良いのですが、通信制限の条件はネットワーク増強前より厳しくなったためデータの管理が少しだけ厄介になったと思います。

当たり前の話ですが、自宅回線をこれで代替することは難しいでしょう。

繋がりやすさ重視ならスマモバ

スマモバの最大の強みは、docomo電波のエリアと繋がりやすさです。

WiMAX2+は繋がりやすさという面では足元にも及びません。電波が届きにくい屋内や地下街、観光スポットから外れた田舎でその効果がハッキリと現れます。

以前と比べてWiMAX2+も屋内で繋がりやすくなりました。しかしdocomoと比較するとまだまだエリアの電波強度にムラがあり、場所によってはエリア内でも全くつながらないこともあります。

ですが出張をよくする人や地下鉄駅を頻繁に利用する人にとっては、特にその恩恵に預かれます。

スマホが利用できる場所=繋がるエリアなので、エリアを気にする必要がないからです。

人口カバー100%のdocomoエリアですから、人の住むスポットで電波が届かない場所はまずありません。エリアと通信安定性が優れていることから、繋がらないと困る!って人ほど繋がりやすさを重視したスマモバをおすすめいたします。

スマモバ実機をレビュー!

無制限に興味を持って契約してみると、スマモバの良い所悪いところが色々と見えてきます。

端末は日本メーカーのFUJITSU製。

市場でシェアを占める中国製のルーターは、スパイウェアなどセキュリティ面で不安を抱えています。パーツに不正ソフトを組み込んで、市場に出荷し情報を収集するのです。

別に隣国との対立を煽るつもりはないのですが、中華製品に対する不信感は市場に根強くメイドインチャイナを避けている人も少なくありません。

大手のモバイルWifiの多くは中国メーカーの端末を採用している中、スマモバはFUJITSUを選ぶことで安全性を高めてサービスを利用できるようにしてくれています。

外観とバッテリー

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端末のサイズは7cm四方の正四角形で厚さは1.5cm。ボタンは電源ボタンとWPSボタンの2つとシンプルデザイン。説明書無しでもパスワードがチェックできるくらい簡単に操作できます。

Y!モバイルの端末のようなカラー液晶画面やテレビアンテナ、モバイルバッテリー機能はありませんが、シンプルな作りで操作しやすく初心者に優しい端末といえるでしょう。

  • 起動時間は約30秒
  • スリープからの復帰1秒
  • バッテリーは2970mAのリチウムイオン
  • 最大10時間の利用可能なロングライフモデル

気になる所は、電源OFFにしないとWifi電波を発信し続けて電池を消費するところですね。

電源OFFを忘れて翌日バッテリー0って事態が数回ありました。慣れるまではこまめな充電を心がけたほうがよさそうです。

通信規格と速度

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SIMサイズは今時珍しい標準サイズのSIM。ガラケーでもmicroSIMが利用されている現在、標準SIMサイズは絶滅危惧種です。

2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHzとドコモ自慢のLTEクワッドバンド対応で、速度は下り最大170Mbpsを誇ります。が、スマモバの最高速度が29Mbpsほどでした。docomoの純正SIMを使えば50Mbpsは出るでしょうね。

実測のスピードは夕方2Mbps〜深夜29Mbpsとかなり優秀です。

平均速度は5Mbpsほど出ています。

時間帯の速度差が大きく、お昼時や夕食時の通信速度が遅い傾向です。

混雑時間帯でも標準画質の動画を視聴できる速度ですが、ハイビジョン動画視聴には我慢が必要になります。

下の画像が東京都で計測した最高速度です

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このスピードテスト結果を見ると、IIJやOCNの格安SIMよりも速度が出ているのがわかります。正直ここまでの数値は自分でもびっくりです。

この結果から、モバイルWifiでガッツリゲームやデータ通信したい人はWiMAX、普通にスマホやパソコンを使うならスマモバのつながりやすさの基準で選ぶといいでしょう。

スマモバは平均的に5Mbps以上でますが、WiMAX2+の3日3GB制限後の実測とほとんど同じレベルです。繋がりやすさより速度が大切なら、通常40Mbps・規制後5MbpsのWiMAX2+の契約を検討してもいいかもしれません。

ぷららモバイルと比較

スマモバを検討している人は、WiMAX以上に同じ格安SIMのぷららモバイルがきになるかもしれません。

そこでぷららモバイルとの違いを簡単に比較して起きます。

実際使ってみるとわかるのですが、ぷららモバイルは積極的に買うべきSIMではないというのが、正直な意見です。

スマモバ ぷらら
価格 3,480 2,760
端末 あり 別売り
最大実効速度 5Mbps 1Mbps
最低実行速度 800kbps 128kbps?もっと遅い報告も

どちらも同じドコモエリアを利用していますので、つながりやすさに違いはありません。

見るべきところは回線スピードです。

ぷららモバイルは公式アナウンスでは3Mbpsと言っていますが、実際は1Mbpsも出ればいいほうです。

出た当初は話題になって契約者が増えたのですが、使いものにならないSIMとしてあっという間に解約するユーザーが続出しました。

最近は3Mbpsも出るようになって、頑張っているようなので700円安いぷららも悪くない選択かもしれませんね。私は過去に痛い目みてるので、税別2,760円だとしても利用は遠慮させていただきます。

格安SIM系の中でも、無制限にこだわるのならスマートモバイルのWi-Fiは、端末付きでコストと性能のバランス感覚がよいことがわかります。

結論:繋がりやすさ重視ならスマモバ!

WiMAX2+の通信スピードと比較すると、ちょっと見栄えのしないスマモバ。

ですが、docomoエリアの圧倒的な繋がりやすさと、実用的な速度は他社Wi-Fiや無制限格安SIMにもない最大のメリットです。

docomo純正のPocket WiFiという選択もありますが、月10GB契約で8,100円+端末代金+2年間縛りは気軽に利用できるものではありません。比べてみると、スマモバの端末込みで月3,980円というのはお買い得ですね。

繋がりやすさ優先なら、docomoエリアを100%利用できるスマモバがおすすめです!

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