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さいとうたかを「サバイバル」は極限生活を夢見た俺のバイブルだった

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「サバイバル」はさいとうたかをが1976年に連載した、終末世界を描くストイックなサバイバル漫画です。

主人公の「サトル」が地震で荒廃した世界で家族に出会うためにひたすら生き抜く姿に、子供ながらの憧れを抱いていましたね。

今思えば自分がミニマリスト、物の少ない生活を目指すことに抵抗が少なかったのはこの漫画のサトルに対する憧れがあったからかもしません。

主人公の生きる意志の強さに引き込まれた

主人公サトルの年齢は13歳だ。実はこれ、ついさっきWikiを見るまで知らなかった。
そんなサトルがあらゆる困難に立ち向かい、乗り越えていく姿は少年マンガの王道だが、相手は大自然や無慈悲な暴力。

それをたった一人で乗り越える姿は俺が今まで読んでいた漫画にない主人公の姿だった。

そんな極限の世界で親から逸れて数年間、生き続けるために毒キノコやミミズさえも食べるワイルドな逞しさは今は見ない昭和のマッチョな男の姿そのものだった。

ないものは自分で生み出す

サトルが最も優れていたところは、自分で考えて困難を乗り越える力を持っていたところ。鹿に逃げられる理由を風上に立っているからと自分で気づいたり、東京のコンクリート砂漠で食料を調達するために雨水コンテナの水を利用して屋上菜園を始めるなど、中学生とは思えない適応力の高さ。

靴の自作からハンググライダーの製作まで彼のマルチな才能は幼少期の俺のヒーローだった。

ザック一つで荒野を歩く姿

ケンシロウやバイオレンスジャックのような荒廃した終末世界を力ではなく、仲間や友の力でもなくただ自分の知性とアイディアで生き抜く彼のザック姿は今でも俺の理想の男の一つです。

まとめ

さいとうたかをといえば「ゴルゴ13」を真っ先に思い浮かべる人が多いはず。後ろに立てば女子供とて容赦せず、華麗にブリーフを着こなし、颯爽と依頼をこなして風のように去っていく。 男の中の男であるデューク東郷のスマートな仕事ぶりに憧れる男は多いかもしれない。

でも、俺の中ではサバイバルのサトルが「さいとう作品」の中で最も憧れる人物であって、極限生活は不可能と察した今でも彼の生きることに対する貪欲な姿勢は見習い続けたいと思っている。

漫画の登場キャラが憧れる人物とか少々恥ずかしいところもあるが、持たない生き方(彼の場合は持てないだったが)を想起する姿として今なお脳裏に強く焼きついている人物です。