ポケットWiFiでiPhoneはどれだけ節約できるのか?

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どこでもインターネットが行えて便利なiPhoneにポケットWiFi。動画鑑賞やネットサーフィンを楽しんでいると通信制限がかかってしまった、という経験をした方もいるでしょう。

ポケットWiFiの無制限プランを併用すると通信制限を気にすることもなく、そのうえ節約に繋がる場合があるのをご存知ですか?

iPhoneの通信料金プランの契約内容によっては節約に繋がる場合があるのです。

この記事では、iPhoneとポケットWiFiを組み合わせて節約に繋がるケースの紹介と、それに伴いポケットWiFiの無制限プランをいくつかご紹介します。

iPhoneにポケットWiFiを組み合わせると節約になる?

iPhoneとポケットWiFiを併用すると、契約している通信料金プランによって節約に繋がる場合があります。

節約できる可能性があると書いた理由はモバイルデータ通信の利用の状況によっては逆に高く付いてしまうからです。

月々のデータ通信量が20GBを超えるユーザーが、ポケットWiFiを利用することで節約が可能な人となります。

当然ポケットWiFiに吸収させるパケット分だけ、iPhoneのモバイル通信プランを安いものにしなくてはいけないのは言うまでもありません。

節約するならiPhoneの契約データ量を抑えるのがポイント

個人によって利用するデータ量は異なりますが、月々のデータ通信量が20GBを超えるユーザーはポケットWiFiを組み合わせると通信料金の節約になるのです。

iPhoneにポケットWiFiを組み合わせると節約に繋がることを説明するために、まずドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアそれぞれのデータ通信に関する月々の料金プランについてご紹介します。

docomoパケットプラン

ドコモの料金プランには、1人用と家族用がありデータ通信制限の上限が同じものでも、それぞれ値段が異なります。(表示料金は税抜き)

1人用の料金プラン

プラン名 データ容量 月額料金
データSパック 2GB 3,500円
データMパック 5GB 5,000円
ウルトラデータLパック 20GB 6,000円
ウルトラデータLL 30GB 8,000円

シェアパック

プラン名 データ容量 月額料金
シェアパック5 5GB 6,500円
シェアパク10 10GB 9,500円
シェアパック15 15GB 12,500円
ウルトラシェアパック30 30GB 13,500円
ウルトラシェアパック50 50GB 16,000円
ウルトラシェアパック100 100GB 25,000円

auデータ通信プラン

auの料金プランは、「カケホ」、「スーパーカケホ」、「LTEプラン」の3種類があり、加入したプランごとに選べるデータ定額の種類も異なります。(表示料金は税抜き)

プラン名 データ容量 月額料金
データ定額1(※1) 1GB 2,900円
データ定額2(※2) 2GB 3,500円
データ定額3 3GB 4,200円
データ定額5 5GB 5,000円
LTEフラット(※3) 7GB 5,700円
データ定額8(※4) 8GB 6,700円
データ定額10(※4) 10GB 8,000円
データ定額13(※4) 13GB 9,800円
データ定額20 20GB 6,000円
データ定額30 30GB 8,000円

※1)「スーパーカケホ」加入の場合に選択可能
※2)「カケホ」加入の場合に選択可能
※3)「LTEプラン」加入の場合、データ通信プランはLTEフラットに限定される
※4)データ定額8~13は現在新規受付(契約内容変更含み)を停止、すでに利用中の場合は引き続き利用可能

ソフトバンクのデータ定額プラン

プラン名 データ容量 月額料金
データ定額ミニ1GB 1GB 2,900円
データ定額ミニ2GB 2GB 3,500円
データ定額5GB 5GB 5,000円
ギガモンスターデータ定額20GB 20GB 6,000円
ギガモンスターデータ定額30GB 30GB 8,000円

3社の料金プランがわかったところで、注目してほしい点は通信回線のデータ容量です。

3社ともに通信容量が増えると、それに伴って料金も増加しているのがわかります。

では、ポケットWiFiの有無でiPhoneの月額料金がどのように変化していくのかを考えます。

ポケットWiFiの有無による料金の違い

1.ポケットWiFiを利用しない場合

まず3社ともに20GBを超えたデータを使用するためには30GBの料金プランを選ぶ必要があります。30GBの料金プランは3社ともに8,000円となっています。

つまりポケットWiFiを組み合わせずに、20GBを超えたデータを利用するのにかかる費用は8,000円となります。

2.ポケットWiFiを利用する場合

ここで利用するポケットWiFiは、ワイモバイルの通信制限のないプランのものとします。

月額料金は4,380円です。データ通信はWiFiを利用するので、3社それぞれの通信契約プランに関しては最も安いものを選びます。

3,500+4,380=7,880(ドコモの場合) 2,900+4,380=7,280(au、ソフトバンクの場合)

計算式の通り、ポケットWiFiを利用しない場合の8,000円よりも安くなっていることがわかります。

ポケットWiFiを組み合わせて節約に繋がるかは、月に20GBを超えるユーザーかどうかが判断基準となります。

意外と少ない?ポケットWi-Fiの通信量の上限

通信制限のないプランを除くと、ポケットWiFiの使用できる通信量は意外と多くありません。ワイモバイルを例として、プランごとのデータ容量をご紹介します。

プラン名 データ容量 月額料金 アドバンスオプション
Pocket WiFiプラン2 3,696円 7GB あり
Pocket WiFiプランSS 2,480円 5GB なし
Pocket WiFIプラン2ライト 2,480円 5GB なし

※1)「おトク割」適用時の価格
※2)オプション契約をした場合、通信方式「AXGP」の提供エリアで月間データ容量による速度制限なく利用可能になる

個人によって捉え方は変わりますが、思いのほか少ないと感じる人が多いのではないでしょうか。動画をよく見るなど、日ごろから通信使用料の多いユーザーにとっては物足りないデータ容量です。

スマートフォンと同様の厳しい速度制限も

ポケットWiFiも通信量の上限に達してしまうと、その月は通信速度が著しく低下(送受信時最大128Kbps)してしまいます。これは、スマートフォンと同様です。

また、通信量の上限を超える以外にも、3日間の利用通信量が10GB以上になると、通信品質およびネットワーク利用の公平性確保のため、通信速度制限をされる場合があります。

この際の速度制限は、通信量の上限を超えたときの速度制限よりも緩いもので、最大通信速度が約1Mbpsほどのものとなっています。

iPhoneの大容量プランで足りないならポケットWiFiの無制限プランがおすすめ

データ通信の大容量プランでも上限に達してしまう場合には、ポケットWiFiの無制限プランを利用することをおすすめします。

通信制限を気にする必要はありませんし、上記で説明したようにiPhoneの契約プランを見直せば節約にも繋がります。ここでは、ポケットWiFiの無制限プランの2つを詳しくご紹介します。

ワイモバイルの無制限プラン

ワイモバイルは無制限ポケットWiFiのライバルであるWiMAX2+と比較すると、LTE回線を基本としてサービスが構成されている点が特徴です。

LTE回線利用によりつながりやすさはWiMAX2+を上回りますが、月間通信容量に制限があるため、無制限プランのアドバンスオプションとの使い分けが求められます。このオプションはAXGPと呼ばれLTE回線とは異なった通信エリアを利用することになります。

ワイモバイルの無制限プランの対応機器は、「Pocket WiFi 603HW」と「Pocket WiFi502HW」の2種類です。

この2種類を対象とした基本プランは月額3,696円のPocket WiFiプラン2(※1「おトク割」適用)で、7GBの通信制限があります。

この基本プランに、アドバンスオプションを付けると、アドバンスモードと呼ばれる専用モード利用時のみデータ通信が使い放題になります。

アドバンスオプションの費用は通常1,684円ですが、アドバンスオプション割引(※2)適用時には684円になります。 また、アドバンスオプションはキャンペーンにより利用してから3カ月間は料金が無料となります。

※1)「おトク割」は、契約する料金プランを3年間継続利用することを条件に、利用開始月から37ヵ月間、基本使用料が3,696円となるサービス ※2)「アドバンスオプション割引」とは、「Pocket WiFiプラン2」(ベーシックを除く)の加入を条件に、月額料1,684円から1,000円を割引するサービス

WiMAXのギガ放題プラン

WiMAXの事業者は多く存在し、料金もキャンペーンによって変動します。おすすめは確実に毎月安く利用できるBroadWiMAXと、受け取り忘れのリスクがあるもののキャッシュバック最高額のGMOとくとくBB、キャッシュバックと月額割引の2つが選べるBIGLOBEWiMAXです。

BroadWiMAX

毎月3,411円で利用できるBroadWiMAXはWiMAXプロバイダの中で最安値ではありませんが、0円で最新機種も含めて端末が選び放題であること、契約してから端末を発送するまでのスピーディな対応と契約後のサポートが充実している点から、長期で付き合うプロバイダとしておすすめできるWiMAXです。

キャッシュバックも最安値も徹底したコストダウンのしわ寄せは契約後のトラブルや解約時によく現れます。

端末の故障で相談したら突然解約されて違約金が引き落とされていた、更新月に解約を申込んだのに解約されず課金され続けた。嘘か真か安さが人気プロバイダは、サポート面のトラブルに見舞われている報告をよく見かけます。

BroadWiMAXが完璧とは言いませんが、専用の問い合わせ窓口と電話番号・解約専用ダイアルを備えているところから、安さとサービスのバランスが取れたプロバイダといえます。

GMOとくとくBB

キャッシュバックの高さにより2年総額の実質価格が最も安いプロバイダはGMOとくとくBBです。

30,000円以上のキャッシュバックのインパクトと、2年総額がトップクラスに安いことから最も人気のプロバイダです。

ただしキャッシュバックを受け取るためには、契約時に付与されるGMOのメールアドレスに送られてくるメールから受取手続きをしなくてはいけません。

困ったことにそのメールは契約から約13ヶ月後になんの前触れもなく送られて来るため、見落とさないよう頻繁なメールをチェックの必要があります。

実際受け取り損ねてしまう人の阿鼻叫喚はツイッターや価格ドットコムの口コミを調べればいくらでも見つけることができるでしょう。

しかしキャッシュバック受取にリスクがあるものの、とにかく安くWiMAXを使いたい人はGMOとくとくBBのWiMAX2+は魅力的なプロバイダであるといえます。

BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAX2+のギガ放題プランは、7月現在キャンペーン(2017年6月1日~2017年7月31日)を行っています。その内容は、「20,000円キャッシュバック特典」と「1,000G×24カ月間ポイント進呈」です。

「20,000円キャッシュバック特典」を選んだ場合、月額料金は1~2か月目まで3,695円、3~24か月目まで4,380円です。

「1,000G×24カ月間ポイント進呈」を選んだ場合、月額料金は1~2か月目まで2,695円、3~24か月目まで3,380円となります。こちらの方が月額料金は安くなっています。

対応端末機器は「W04」、「WX03」、「Speed Wi-Fi HOME L01」で、契約事務手数料に3,000円かかります。

BIGLOBEのギガ放題プランがおすすめな理由は、キャンペーン内容を選ぶことができるからです。ポイントがもらえて月々の料金が安い方か、キャッシュバックによる現金がもらえる方か選択することが可能です。

また、auユーザーの場合「auスマートバリュー mine」が適用されるので、auスマートフォン月額料金が最大で934円割引きされてお得になります。

普段からデータ使用量が少ないならポケットWi-Fiの契約は損!

ここまでポケットWiFi無制限プランについてご紹介してきましたが、制限の無いプランを使用した方がいいのはあくまでデータ使用量が多い人の場合です。

データ使用量が少なく、毎月2GBにも届かないようなユーザーの場合には、ポケットWiFiを利用する必要はありません。

毎月の通信量が微々たるものなのにポケットWiFiを契約するのは、契約費用の無駄遣いとなってしまいます。スマホの毎月のデータ容量で十分な場合には、ポケットWiFiとの併用はしないようにしましょう。

まとめ

iPhoneとポケットWiFi併用が節約になるかの目安は、毎月20GBを超えたデータ通信をするかどうかで判断できます。その際のポケットWiFiの契約プランの選択も重要です。

どこのプロバイダのどの契約プラン、キャンペーンを選ぶかで毎月の料金も変わるはずです。契約プランの情報を集めることが、効率的な節約に繋がります。