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WiMAX2+とワイモバイルを徹底比較-エリア・速度・料金を解説

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ポケットWiFiの2大サービスであるWiMAX2+とワイモバイル。

いずれも通信量に上限のない使い放題プランが用意されているので、どちらのWi-Fiルーターを契約するか悩むのではないでしょうか。

どちらで契約した方が良いのか判断するために両者の違いを簡潔に説明します。

ワイモバイルとWiMAXどっちが良いの?

ワイモバイルとWiMAX2+どちらも同じようなプラン内容で高速通信が行なえることから、契約前にどちらのポケットWiFiサービスを選ぶべきか迷いますよね。

特に自宅や会社への通勤中などでインターネットをたっぷり使う人にはWiMAX2+がおすすめです。

なぜならワイモバイルは速度制限がかかった際にインターネット通信を行うことが厳しいほど速度が低下しますが、WiMAX2+の場合は通常通りデータ通信を行う ことができるからです。

ネット上の書き込みを見てみても、ワイモバイルの制限後の速度に対してウェブ閲覧でさえ不可能であるというユーザーの不満が記載されています。

個人の意見で少し過激な表現も見受けられますが、ワイモバイルとWiMAX両方を契約して利用している私もニュアンスは違えどかねがね同じ意見です。

www.mukyoyo.com

いくら上限なしに高速通信を行なえると言っても、速度制限される上に低速すぎて使い物にならないのであれば意味がありません。

このように制限後のインターネット回線速度において、WiMAX2+の方がワイモバイルよりも優れており、より快適なデータ通信を行なえると言えます。

WiMAXの優位性

WiMAX2+は速度制限にかかって低速になったとしても通常通りのデータ通信であれば引き続きインターネットに接続できるメリットがあります。

またオプション料金として別途1,005円課金されますが、WiMAX2+には通信モードを切り替えるだけでより繋がりやすいauの4G LTEを使用することができるオプションもあります。

このようにWiMAX2+は通信が途切れないためのサービスを提供しているので、利用者にとって安心して使用できるポケットWi-Fiです。

WiMAXとワイモバイルの違い

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上の表はワイモバイルのPocket WiFiプランとUQコミュニケーションズのWiMAX2+プランの通信料金比較表です。

プランの種類はワイモバイルの方が豊富で月間データ通信量5GBから利用できますが、 7GBと使い放題プランにおいてはどちらも同じ利用料金で変わりはありません。

ただし、ワイモバイルのプランには対象端末が定められており、プランLは305ZT、プラン2は504HWと502HW、プラン2ライトは506HW、プランSSは401HWとなっています。

プラン2においては、月額684円のアドバンスオプションに加入することで504HWと502HWの端末でも7GB超過後 はアドバンスモードのAXGPにて無制限にデータ通信を行うことが可能です。

一方WiMAX2+は自由に端末を選ぶことができますが機種によって最高速度が異なります。

2016年12月に発売されたWX03は対応エリアは限られていますが下り最大440Mbpsに対応しています。 (一部古い機種では110Mbpsまで)

また先ほど基本料金に関しては変わらないと記載していましたが、あくまでWiMAX2+の本家であるUQコミュニケーションズと比較した場合であって、独自でキャンペーンを行なっているMVNOプロバイダによってはお得に契約することができます。

例えばGMOとくとくBBでは最大29,000円のキャッシュバックサービスを行なっていますし、業界月額最安級のBroad WiMAXでは月々2,726円からWiMAX2+を使えるので、結果2年間に実質支払う料金を20,000〜30,000円ほど節約になります。

一方ワイモバイルを提供しているプロバイダではキャンペーンを行なっているところが少なく、WiMAX2+に比べてお得度は低いです。

現在おすすめできるのは、Yahoo!Wi-FiとBroadLTEくらいでしょうか。

ただ3年の契約期間がどうしてもネックになるので、お値打ちかと言われると微妙なところではありますが…。

安くインターネット通信をたっぷり行いたいのであれば、やはりWiMAX2+と言わざるを得ません。

通常速度の違い

以下に2017年1月のワイモバイルとWiMAXの通信速度比較表を記載しています。 上の表でワイモバイルよりWiMAXのほうが高速であることがわかります。

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この440Mbpsは東名名神の沿線エリアから順次拡大中で、大阪から東京までの太平洋側の都市がエリアに入っています。

しかし表に記載している通信速度はあくまで最大の速度であって、実際の速度は場所によって変わります。

WiMAXでは実測マップを公表しており、東京都内では最高170Mbps、最低でも46.2Mbps が出ています。

46.2Mbpsもあればホームページの閲覧や動画の視聴をサクサク行うことができるので、ストレスなくインターネット通信を行なえるでしょう。

ただし端末のWi-Fiを5GHzで利用しないと最高速で通信できない点には要注意です。

WiFi規格の関係上2.4GHzでは通信できる速度に限界があります。

WiMAX2+で遅いと感じる人の一部は2.4GHzと5GHzの違いを知らずに、2.4GHzで繋げている場合も。

私も2.4GHzだと20Mbps出ない場所でも5GHzでは90Mbps以上で通信できるので、アンテナの本数と同じくらい接続周波数が大切なのがわかります。

一方ワイモバイルでは実測値を公表していませんが、通信速度に関する書き込みを見てみると、東京都内で使用しているのに通信速度が4Mbps程度しか出ないという人がいます。

私のワイモバイルは端末が古いのもありますが、8Mbpsと日常利用には影響がないものの、WiMAXと比べると遅いですね。

最新機種を持つ知人の話では40Mbpsくらいは出ているとのことですので、ワイモバイルがとりわけ遅いというわけではなさそうです。

通信制限の違い

ワイモバイルとWiMAX2+には二つの通信制限が設けられています。

一つは制限プランの月間データ通信容量を超えた場合です。

例えば月間データ通信量7GBのプランで契約している場合、当月に使用したデータ通信量の合計が7GBに達すると当月末まで通信速度が128kbpsまで低速します。

なお、WiMAX2+では速度制限の解除はできませんが、ワイモバイルであれば500MBごとに500円の追加料金で制限を解除することができます。

もう一つの通信制限は3日間のデータ通信量が3GBを超えた場合の制限です。

3日間で3GBに達した場合、ワイモバイルは翌日の6時から翌々日の6時まで、WiMAX2+は翌日の昼頃から翌々日の昼頃までの時間帯で速度制限を行ないます。

ワイモバイルの場合、3日間3GB制限下の速度がどれくらいまで低下するのか公表していません。

しかしワイモバイルの店舗に問い合わせてみたところ、インターネット通信が行なえないくらいまで低下するとの回答でした。

一方WiMAXの場合はUQコミュニケーションズの公式サイトにて、制限後も「YouTube動画の標準画質レベルが視聴できる速度」を基準としていることを発表しています。

また速度制限もこれまで3日3GB制限で翌日昼ごろから24時間制限されていましたが、2月2日以降3日10GBを超えた翌日18時から翌々日午前2時までの8時間と大幅な改定が加えられました。

新しい通信制限要件では、制限期間中でも18時~翌2時以外の時間は制限期間内でも速度に制限はかかりません。

10GBもあればYouTubeの標準画質がパソコンでは約47時間、スマホだとさらに長時間視聴することができ、通信制限がかかるまでたっぷりインターネットを使用することができます。

制限時間中も動画は鑑賞可能な速度を確保される点と、日中は制限期間中でも通常速度でウェブ閲覧や動画鑑賞を行うことができるため、通信容量を気にすることなネットを楽しめます。

これまで3日3GBの制限にかかっていた人でも、10GBに変更されることで制限にかからなくなる人は増えるのではないでしょうか。

また通信量の増大する時間帯にのみ制限される仕組みとなったので、通信制限中にHDや4K動画を利用したいなら、制限時間前にあらかじめダウンロードするなど柔軟な活用ができるようになりました。

ワイモバイルには通信容量を追加できるメリットはありますが、今後の速度制限が3日10GBに変更されるWiMAX2+はどのポケットWi-Fiサービスよりも利用者にとってかなり有利な条件を整えていると言えるでしょう。

通信エリアの違い

ワイモバイルとWiMAX2+はどちらも人口カバー率99%に達しており、通信可能な対応エリアにおいてそれほど変わりはありません。

ワイモバイルの通信モードにはLTEが含まれているためWiMAX2+よりも電波が安定しており繋がりやすい特徴がありますが、WiMAX2+も追加料金を支払えばLTEオプション対応端末でauの4G LTEを使用することができます。

LTEオプションを利用する前提であれば、ワイモバイルより低い周波数帯を利用している WiMAX2+の方が繋がりやすく、広い範囲でデータ通信を行なえます。

ですが月1005円の課金と強制的に7GB128kbpsの制限が発動するため、使い所が難しいオプションとも言えます。

ですがこれはワイモバイルのアドバンスモードも同様で、標準モードで7GBを超えるとアドバンスモードも使えなくなるのでWiMAXだけのデメリットではありません。

端末の違い

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上の表は、ワイモバイル2機種とWiMAX2+3種類の端末を比較してみました。

ワイモバイルはプランによって端末が変化するので、出来る限りWiMAXと同じ条件のプランで利用できる端末をピックアップしてあります。

バッテリーの持ち時間において最長なのはWiMAX2+端末W03の12時間です。

重さに関してはワイモバイルの506HWが最軽量でコンパクトに持ち運びできます。

このように端末によって特徴は異なりますが、契約する際に料金やプランほど重要視する必要はないでしょう。

ワイモバイルがおすすめの人

ワイモバイルは使い放題プランであっても3日間で3GBを超えると翌日の約24時間インターネットに接続できないほど通信速度が低下するためデータ通信を思いきり使いたい人には向いていません。

しかしワイモバイルは月間データ通信量5GBからプランを用意しており、日頃データ通信の使用頻度が少ない人は安い料金で契約することができます。

またWiMAX2+ではLTEを利用する場合に追加料金が必要ですが、ワイモバイルは追加料金なしにLTEを使用することができます。

WiMAX2+では2.5GHzと高い周波数帯を利用しており、高層ビルなどの建物の奥まった場所や室内、山奥での通信を若干苦手としていますが、ワイモバイルではプラチナバンドと呼ばれる900MHzの低い周波数帯を利用しているためこのような場所でも繋がりやすい特徴があります。

そのため課金なしでプラチナバンドを使えるのはワイモバイルのメリットの1つです。

ただしワイモバイルは3年間とWiMAX2+よりも1年間長く契約期間が設けられており、3年未満に解約すると9,500円と高額な契約解除料金が発生するので、3年未満で解約する可能性がある人にはオススメしません。

まとめ

ワイモバイルとWiMAX2+は同じポケットWi-Fiですが、インターネット通信を思いきり楽しめるのはWiMAX2+のギガ放題プランです。

ワイモバイルは追加料金なしにLTEを使用することができるメリットはあります。

しかし3日間で3GBを超えた場合の通信には期待ができないため、パケット通信量上限なしのプランで契約したとしても通信量を気にしながらインターネット通信をしなければなりません。

一方WiMAX2+は 2017年2月より3日10GB制限へと条件が緩和され翌18時から午前2時まではYoutube標準画質視聴可能レベルに速度が制限されるますが、日中は通常通り利用できるなど使い方を工夫することで今まで以上にデータ通信が可能になります。

ワイモバイルと違って通信速度制限にかかることなく実質データ量無制限のインターネット通信を楽しめるユーザーは増えるでしょう。

さらに料金面でも、WiMAX2+を提供するプロバイダの中には月額料金割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを行なっているプロバイダがあるため、ワイモバイルよりも20,000〜30,000円程安く使用することができます。

これらの点から両者にそれぞれのメリットがあるものの、ストレスフリーで快適に高速データ通信を行なえるのはWiMAX2+です。