WX03とW04の実機で比較!おすすめはW04!

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WiMAX2+端末選びでW04とWX03どちらを選ぶか悩んでいる人向けに、両者を所有し利用して、どちらを選ぶべきか読者の代わりに自腹でレビュー!

WX03のレビューを中心に、主に機能面でW04と比較しその違いをユーザー目線で検討したいと思います。

ドッキング中の電波を強化できるクレードルをオプションで用意するWX03か、WiMAX機能全部盛りのW04か、この記事を読めばあなたが選ぶべき端末がわかります。

WX03とW04のスペック比較

WX03 W04
対応ネットワーク WiMAX 2+ WiMAX 2+/au 4G LTE
質量 約110g 約140g
ケーブル規格 microUSB USB3.0 TypeC
外形寸法mm 約H99×W62×D13.2mm 約H130×W53×D14.2mm
連続通信時間(WiMAX2+) ●ハイパフォーマンスモード:約440分
●ノーマルモード:約600分
●エコモード:約740分
●ハイパフォーマンスモード:約390分
●ノーマルモード:約540分
●バッテリーセーブモード:約630分
連続通信時間(Bluetooth接続) ●ハイパフォーマンスモード:約580分
●ノーマルモード:約900分
●エコモード:約990分
●ハイパフォーマンスモード:約260分
●ノーマルモード:約390分
●バッテリーセーブモード:約550分
連続待受時間 ●休止状態:約1,100時間
●ウェイティング:約45時間
●休止状態:約850時間
●クイックアクセスモード:約38時間
Wi-Fi規格 IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)/11n/g/b(2.4GHz帯) IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)/11n/g/b(2.4GHz帯)
本体色 ホワイトゴールド/ディープブルー グリーン/ホワイト

WX03のライバル機でもあるW04とスペック比較を比較すると、WX03は

長所
  • バッテリーの持ちが良い
  • 軽量
  • Bluetoothテザリング対応

欠点
  • LTEオプション非対応
  • NFC非対応
  • 給電ケーブルがmicroUSB

特に30gの重量差と、60分以上違うバッテリーライフの差はスペック比較において大きな差として現れています。

モバイルルーターには、軽さと長時間を求められる傾向にありますから、その点でWX03はW04よりも優れた端末に見えるでしょう。

ですが実際に使ってみると、細かな作りや使い勝手などスペック表では見えてこないWX03の欠点が見えてきました。

WX03とW04の外観比較

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比較している端末はWX03ディープブルーとW04グリーンです。

写真で分かる通り、WX03が従来のカード型端末に対し、W04はテレビのリモコンやスマホと同じ縦型の端末となっているのがわかります。

過去にはHWD15も縦型端末でしたので、先祖返りとも言えるでしょう。

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先祖HDW15と子孫W04の共演、同じファーウェイ製で発売当時は高いスペックとも相まって非常に人気の端末でした。

側面比較

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写真では暗くて見えにくいですが、WX03はmicroUSBに対応のベーシックな給電ポートを備えています。

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対するW04は最新のUSB3.0Type-Cを備えているので、USBの向きを気にせず充電ができるストレスフリーな作りです。

差込口の向きを気にせず接続できるUSB3.0Type-Cのおかげで充電毎のプチストレスから開放されました。

側面ボタン

WX03

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W04

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WX03は電源ボタンのみで、W04はボタンとSIMカードスロットルが設置されています。

WX03のカードスロットはバッテリー下にあるので、SIMカードを取り外す場合一度電源をOFFにしなくてはいけません。

SIMを頻繁に抜き差しする人は多くないでしょうが、WX03はSIMカードの入れ替えは考慮されていない構造になっているのです。

W04は外部からSIMにアクセスできるのでSIMカードの抜き差しを容易に行うことが出来ます。

WX03クレードル

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WX03は電波状況を改善するとされる、アンテナ付きクレードルがオプションで用意されています。

これまでWiMAXの速度改善といえば、100均ボウルによる見た目が悪くて邪魔になる工作が主な方法でした。

公式にアンテナ効果のあるクレードルが発売されたので、自宅内でのWiMAX環境を改善したい人には気になるアイテムです。

WX03には電波強度をモニターする電波インジケーターがあるので、電波の状況をリアルタイムで確認することが出来ます。

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アンテナ付きクレードルを使ってみると、気持ち電波受信レベルが改善されたような気がするていどの変化なので、過度な期待は禁物です。

我が屋で最も電波が届きにくい部屋で使うと若干改善されました。しかし回線スピードが速くなるなど劇的な効果はないと思われます。

買うなら、すこし便利な充電スタンドくらいの気持ちで購入しましょう。

画面操作比較

WX03

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W04

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画面のUIは好みもありますが、W04の方がよく考えて作り込まれている印象です。

W04は縦画面の液晶全体を使うことで読みやすさやボタンの大きさに考慮した設計がされ得ています。

対するWX03は横方向に無駄な余白が多く、逆に縦は狭いのに各種情報やボタンを詰め込んでいるため、同じW04と同じ2.4インチ画面にも関わらず画面がとても小さく感じます。

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黄枠のモニタサイズと比べて赤枠で表した操作スペースの狭さが際立ちます。

測ってみると縦3cm×横4cmと2インチ程度の広さしかありませんでした。

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W04と比較すると視認性の違いがはっきりとわかります。

ボタンの幅も狭く一度に見れる情報が少ないため、操作性が良いとは言いにくいですね。さらにWX03の画面スクロールは指の動きからワンテンポ遅れるので、操作に強い違和感を感じます。

iPhone並の追随性は求めませんが、もう少しなんとかしてほしいものです。ソフトウェアのアップデートで直してほしいWX03の不満点です。

WX03とW04の速度比較

どちらも440Mbpsの4×4MIMO+CA対応端末ですが、どちらが高速に通信できるのでしょうか?

気になる通信速度は、以下の条件で測定しました。

測定条件

  • テスト端末:iPhone7Plus 128GB
  • 440Mbpsエリア内
  • ハイパフォーマンスモード
  • Wi-Fiは5GHz屋外モード

↓WX03スピードテスト↓

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↓W04スピードテスト↓

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測定環境と端末の条件を揃えて、WX03が7Mbpsほど速い結果となりました。

W04よりWX03が速い!と結論づけたいところですが、モバイル回線はタイミングで測定値が変動することもよくあるので一つの目安として判断してください。

利用している私の体感ですが、7Mbpsの数字が示すほどW04が遅いと感じることはありません。

WX03のみの機能 Bluetoothテザリング

WX03に搭載された機能に、Bluetoothテザリングと呼ばれる接続方法が存在します。

Bluetoothテザリングはバッテリー消費を押さえて長時間通信が可能になる代わりに、規格の都合上通信速度が1~3Mbps程度に低速化するため、利用には注意が必要です。

W04のみの機能 LTEオプション

ファーウェイ製のWiMAX端末に必ず搭載されるハイスピードプラスエリアモードは、auLTEエリアないで通信可能となるため、WiMAX2+が苦手とする地下鉄ホームや地下街で威力を発揮します。

ただし1,005円の追加料金と、LTEオプションで7GB使い切ったらWiMAX2+にまで強制的に128kbpsへ制限されるおまけ付きです。

7GB制限の回避方法は、ハイスピードプラスエリアモードの状態で7GB以上使わないこと。WiMAX2+のエリア圏内ではこまめにモードを切り替えてLTE通信を節約してください。

以上のような手間から、WiMAX非対応の地域での緊急手段と割り切ったほうが良いでしょう。

なおauスマートバリューmineの適用ユーザーなら無料で利用できます。近い将来無料に近い形で提供されるともアナウンスされていますが、無料の条件がサービス改悪につながらなければ良いのですが…。少し心配です。

WX03とW04どちらを選ぶべき?

結論:W04がおすすめ

2台の実機をそれぞれ1ヶ月使い倒した結論として、W04をおすすめします。

バッテリーと重量面はWX03が優位ですが、工夫されて持ちやすいデザインや使いやすい画面のようにストレスを感じさせない作りはW04が上です。

毎日使うモバイルルーターだからこそ、細部が作り込まれている端末を選ぶべきなのです。

WX03だけなら気づかないのであろう欠点も、W04と並べて使ってみることで見えてしまいました。残念ですが今のWX03は少々荒削りな端末だと感じます。

ですが、WX03は硬派で媚びを感じない漢っぽい作りにビビッときたら、そのインスピレーションを大切にしてください。

単純な最新機種同士の性能や機能の比較で悩んでいるなら、W04が頭一つ抜けていますよ。

まとめ

NECプラットフォームズ製のWX03は発売当初4×4MIMO+CAによる440Mbpsが目玉でした。

しかし端末のハード・ソフトともに作り込みの甘さがW04と比べて目立つのが気になります。

致命的な問題を抱えているわけではありませんが、W04というライバルと比較するとWX03をおすすめするのは難しいように感じます。

今WX03・W04どちらを選ぶべきか悩んでいるのなら、私は迷わずW04をおすすめします。

W04の詳しいレビューは次の記事で
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