在籍確認なしで借りられるカードローンは存在するの?

「在籍確認なし」と書いているのはSMBCモビットだけ

消費者金融を始めとした金融会社のカードローンを利用における審査で避けることができないのが在籍確認です。

在籍確認とは、文字通り申し込みの書類に記載された勤務先にちゃんと在籍しているかを確認する手続きになります。

この在籍確認の電話は金融会社であることを悟られないように配慮をしてくれるので、基本的に同僚を始めとした会社の人間にカードローンの利用がバレる心配はありません。

 

しかし、電話の対応をした人が過去にカードローンの利用した経験があれば、電話の内容から勘付かれてしまうこともあります。

限りなく低いとはいえ0ではない以上、気にするなというのは無理な話です。交遊費から生活費の補填まで、カードローンを利用する目的は人それぞれ違いますし、決してその行為が悪いわけではありません。

それでも利用する目的がわからなければ、遊ぶ金ほしさに金を借りていると決め付けられてしまうこともあります。

その結果、勝手な憶測で噂が広がってお金にだらしのない人間と陰口を叩かれてしまうかもしれない。

なんて所まで想像してしまうと利用に二の足を踏んでしまいますよね。

 

そんな在籍確認なしでカードローンの審査を通過したい人に最適となるのが、いくつかの条件を満たすことで在籍確認をしなくても審査の合否を決定することができるサービスを取り入れているSMBCモビットです。

在籍確認をスキップするには、次の2つの条件が必要です。

  1. 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている
  2. 社会保険証(協会けんぽ発行のもの)または組合保険証を持っている

三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている

SMBCモビットの在籍確認なしでカードローンを利用するには、web完結申込と呼ばれるサービスを利用した手続きが必要になります。

ただし、冒頭でも触れたように、この手続きを利用するにはいくつかの条件を満たさなくてはいけません。

 

まず一つ目の条件が指定された銀行の口座の保有です。

SMBCモビットのweb完結申込は、三井住友銀行、三菱UFJ銀行(旧三菱東京UFJ銀行)、ゆうちょ銀行のみ対応しています。

それ以外の都市銀や、ネットバンクは一切対応していないので注意が必要です。

すでにこの3銀行のいずれかの口座を保有している人は問題ありませんが、保有をしていない人は事前に口座を開設しておかなくてはいけません。

社会保険証もしくは組合保険証を持っている

健康保険証は病院で治療を受ける時に個人の負担を減らすことができる物ですが、一口に健康保険証と言ってもいくつかの種類に分けられます。

このweb完結申込で必要となるのは社会保険証及び組合保険証のどちらかです。

 

社会保険証は法人に勤務をしている人だけが所有できます。つまり社会保険に加入している=会社員として働いていることの証明になるので在籍確認が不要となるのです。

組合保険証は700人以上の従業員がいる大手企業が実費で設立した健康保険組合から支給される保険証で、こちらも社会保険証と同様に所持していることで在籍確認をパスすることができます。

ちなみに国民健康保険は小規模な個人事業者に雇用される人や働いていない人が加入するものなので、在籍確認の代用として使うことはできません。

郵便物なし、カードレスで入会後にすぐ利用可能

SMBCモビットのweb完結申込は、電話による在籍確認なしで審査ができる以外にも、いくつかのメリットがあります。

その一つが郵送物なしでのやり取りです。

通常カードローンを利用する場合には、契約後にキャッシングや返済時に必要となるカードなどの郵送物が指定の住所に届きます。

せっかく会社の同僚や家族など周囲に知られないように最善の注意を払って契約までこぎつけたにもかかわらず、最後の最後にこの郵送物によってバレてしまったというパターンは少なくありません。

 

その点、web完結申込は通常の申し込みに比べて提出する書類が多くなりますが、契約後はEメールで指定の口座にお金を振り込んでもらうなど、全てネット上で手続きが完了するので自宅に郵送物が届くことはありません。

これにより、日中不在の時に親や配偶者が郵便物を受け取ってバレる心配もなくなります。

ただし、書面による利用明細を発行や、返済が遅れた場合の督促で郵送物が届くこともあるのでこの点は注意が必要です。

本人確認書類と収入証明書類が必要なので注意

手続きをする上で忘れてはいけないのが、本人確認や収入を証明する書類の提出です。

これはweb完結申込だけでなく、どういったカードローンの審査方法でも必要になります。

手続きをしている人が他人のなりすましではなく、間違いなく本人であることを証明するための物です。

パスポートや運転免許証など、公的機関が発行している名前、住所、顔が確認できる物であれば特に指定はありません。

ただし、スポーツジムの会員カードなどは名前や住所が記載されていても法的な効力はないので認められないので注意が必要です。

 

収入証明は、源泉徴収票、給与明細書といったその人がどの程度の収入を得ているかがわかる書類で、カードローンの融資額を左右する重要なポイントになります。

SMBCモビットは収入を理由に融資を断ることはありません。

しかし、金融法で限度額が年収の1/3までと決められているので収入が少なければ必然的に限度額も低くなります。

中には限度額を増やすために虚偽の申告をする人もいて、収入証明の提出はこうした不正を防止する目的も含まれているのです。

モビットで在籍確認なしで借りられない人は「アコム」か「アイフル」

ここまで説明してきた条件は、あくまで在籍確認をしないで手続きができるweb完結申し込みを利用するための物で、申し込みができたからといって全ての人が審査に通るわけではありません。

残念ながら審査内容によっては融資を断られてしまうケースもあります。

 

金融会社の内情に詳しくない人の中には、一つの会社で断られたことで無理と決め付けてしまう人もいますが、実際はそんなことはありません。

なぜならカードローンの審査は会社によってそれぞれ基準が異なるからです。

実際にA社で断られたけどB社では審査に通ったという事例はたくさんあるので、1社で結論を出さずに他の金融会社の審査も受けてみましょう。

 

特にお勧めなのが、アイフルとアコムです。

その理由は、この2社がSMBCモビットと同様に在籍確認の手続きをしないでも審査できるからです。

ここからは、在籍確認をせずに審査を受けるポイントについて紹介していきたいと思います。

保険証と収入証明書で在籍確認を避けることができる

在籍確認の電話をせずに手続きをするために必要となるのが保険証と収入証明の2種類です。

これはSMBCモビットのweb完結申込と同じですね。

 

有効となる健康保険証は、法人の企業に勤めていることを証明できる社会保険及び組合保険です。

つまり、会社に勤めて一定の収入を得ていても、国民健康保険しか加入できない人はこの在籍確認をしない審査を利用することはできないということになります。

ちなみにアルバイトやパートのような非正規雇用の人でも条件を満たせば社会保険に加入することは可能です。

消費者金融のカードローンの利用には安定した収入の確保という項目があります。これは継続して2ヶ月以上収入を得ていることが条件で、収入証明はそれを確認するための物です。

申し込み後に電話をして「職場にかけてほしくない」と相談に乗ってくれる

電話による在籍確認は同じ会社の人に契約者が勤めていることを証明してもらう物です。

しかし、タイミングが悪く会社の休日と重なって電話が繋がらないこともあります。

そのほか、大手企業など厳重に個人情報の管理が行われていて、在籍の有無を含めた確認に応じてくれないというケースも少なくありません。

そのほかにも、素性のわからない人間から会社に電話が掛かってきたことで職場であらぬ疑いをかけられて信用を失ってしまうこともあります。

 

どうしても職場に電話連絡をしてほしくないという場合には、申し込みの段階で相談をしてみてください。

アコムでは状況によっては例外的に電話以外の在籍確認を認めてくれることがあります。

ただし、許可をするかは審査担当の判断次第なので、相手が融通の利かないマニュアル人間だと難しいかもしれません。

アイフルは職場へ電話なし、収入証明なしで申し込みOKの可能性あり

アコムと同様に、アイフルも会社への在籍確認の電話をしてほしくない場合に事前に相談をすれば、必要書類の提出によって在籍確認を認めてもらえます。

提出する書類は

  • 会社名が記載されている保険証
  • 直近1ヵ月分の給与明細

の2種類です。

万が一諸事情で給与明細などの収入証明の書類が用意できない場合には、雇用契約書や会社が発行している社員証を提出することで収入証明の代わりになります。

この説明からも、アコムよりもアイフルの方が比較的柔軟に対応してくれることがわかりますね。

ちなみに、こうした電話以外の在籍確認を利用したからといって、審査が終わるまでの時間が長くなることもなければ、結果に悪影響を及ぼすこともありません。

各カードローンの在籍確認有無 比較表

日本でカードローンのサービスを取り入れている金融会社の在籍確認の有無についてはこのようになっています。

会社名 在籍確認の内容
モビット 通常の方法で申し込みをした場合在籍確認は行われる。
ただし、web完結申込のサービスを利用すれば在籍確認をせずに審査を受けることは可能。
アコム 基本的に在籍確認は行われる。
ただし、事前の相談と健康保険証、給与明細などの提出によって電話での確認を回避できる場合もあり。
アイフル アコムと同様、基本は在籍確認が行われるが、申込者からの相談によって書類の提出で免除が可能。
アコムに比べて認められる書類の選択肢が広く、柔軟に対応してくれる。
プロミス 在籍確認を避けたい場合に、申込者からの相談をすることで担当者から代案が提示してもらえる。
ただし、審査状況によって結果は異なるため、言えば必ず申し出を受け入れてくれるというわけではない。
レイクALSA 電話による在籍確認は原則行われる。
勤務先の規約で個人情報を外部に漏らせないと言った場合には、例外的に書類の提出による確認を認めている。
楽天銀行カードローン 例外なく審査の段階で電話による在籍確認は行われる。
借入限度額によっては確認が行われないといった噂もあるが、楽天銀行側はこの点について正式な公表をしていないため、真偽の程は定かではない。
イオン銀行 ネットの口コミサイトなどでイオン銀行のカードローンは在籍確認が不要という噂が流れているがこれはデマ。
電話による在籍確認は必ず行われ、確認が取れなければ審査を通過することはできない。

在籍確認の電話の流れ

カードローンの審査で行われる電話による在籍確認は、掛かってきた電話に対応する人やタイミングによって細かな違いがあります。

そのため、電話以外の方法で在籍確認を取ることができない消費者金融や銀行でカードローンの申し込みをする場合には、しっかりと特徴について知っておかなくてはいけません。

ここからは、在籍確認の基本的な流れを説明すると共に、スムーズに手続きを終わらせるポイントについて解説していきます。

申込者が職場にいる場合の在籍確認

最初に紹介するのは本人が電話に出た時の対応です。

カードローン審査の担当者が勤務先に電話をして出た相手が申込者であると確認した後

「○○会社の○○です。在籍確認のために電話をお掛けしました」

と社名と氏名、用件について述べて終了となります。

他の人と間違いやすい一般的に多い氏名の場合には確認のために生年月日を問われることもあるので、不意の質問に戸惑って変に疑われないように心構えをしておきましょう。

本人が職場にいる状況で部署内の別の人間が電話に出て取り次いでもらうケースでも、基本的な流れは同じです。

申込者が職場にいない場合の在籍確認

続いては、不在時の流れです。

無人契約機や店舗の窓口を利用してカードローンの申し込みをした場合、本人はその場にいるので当然会社に在籍確認の電話をしても取り次いでもらうことはできません。

こういったケースでは電話口に出た人に申込者が会社に在籍していることを証明してもらう形になるので

「○○です。××さんは本日いらっしゃいますか?」

といった聞き方をします。

もちろんカードローンの在籍確認であることを知られないように個人名を名乗りますし、言葉を選んでくれるので安心です。

中には「いない」といった不在、在籍無しのどちらとも取れるようなビジネスマナーとして相応しくない返答をする人もいます。

仮にこういう曖昧な返答をされても、別の質問で在籍の有無を調べてくれるので問題はありません。

職場が休みの土日や定休日に申し込んだ場合はどうなる?

最後は、会社の休みを利用してカードローンの申込みを行った場合に気になる在籍確認についてです。

会社が休みとなれば当然審査担当者が勤務先に電話をしても繋がらないので確認を取ることはできません。

もちろん1回掛けて繋がらないからといって審査に落とすようなことはしないので安心です。

 

もし電話を掛けた日が休日だった場合は翌日に再度電話連絡を行います。

これはカードローンの申し込みをした金融会社が休業日だった場合も同じです。

金融会社からの連絡は基本番号を知らせない非通知となります。

せっかく内緒で手続きを進めているのに、非通知の電話が何度も掛かってきたことで変に疑われてしまうこともあります。

そのため、1回の電話で在籍確認を終えられるタイミングで申し込みをするか、どうしても無理な状況であれば事前にその日が休日であることを告げて別の日に電話をしてもらうように相談をすると良いでしょう。

雇用形態によって違う在籍確認で注意するポイント

一口に在籍確認と言っても、正社員やアルバイトといった雇用携帯によって対応が多少異なるのが特徴です。

この項では、雇用形態別の在籍確認の方法を説明すると共に、注意すべきポイントについて詳しく解説をしていきたいと思います。

正社員の場合

まずはカードローンの利用者の中で比較的多いとされる正社員で注意しなくてはいけないのが、書類に記載する電話番号です。

会社の電話番号が一つしか存在しないような中小規模の会社であればこの点について特に気にする必要はありません。

しかし、従業員の数が多い上に社内にいくつもの部署が存在する大手企業の場合、スムーズに外部からの問い合わせや業務連絡をスムーズにやり取りをするために、部署ごとに別の番号が割り振られます。

この記事を読んで同じ会社なんだからどこに掛けても一緒でしょ?と思ったかもしれません。

しかし、通常部署ごとに行う仕事は違っていて、日常的な交流も少ないため、他の部署の従業員のことを知らないというケースは多くあります。

申込みの時に別部署の電話番号を記載してしまって、在籍確認で出た従業員が他の部署のことは知らないと答えて在籍確認が取れずに審査に落とされたという事例も少なくありません。

こうした失敗をしないためにも、必ず自分を知っている人が電話対応をしてくれる番号を記載することが必要となります。

派遣社員の場合

続いては近年需要が増加傾向にある、派遣として雇用されてる人の注意点です。

派遣社員の中には自分がいつも仕事をしている会社に電話が掛かってくると思っていると誤った認識をしている人もいます。

しかし、派遣社員の在籍確認で認められるのは、勤め先ではなく雇用契約を結んでいる会社、所謂派遣元の確認だけです。

派遣会社によっては外部からの問い合わせと従業員の管理を別々の部署で担当していることもあります。

こうしたケースの場合、先ほどの正社員の別部署の例と同様に、自分の存在を知らない人が電話口に出てしまって在籍確認が取れなくなることもあるので注意が必要です。

派遣社員でカードローンに申し込む時は、書類に記載する電話番号を必ず派遣元にする、事前に連絡が来ることを伝えておく、この2点を忘れてはいけません。

パート、アルバイトの場合

フリーターのようにアルバイトとして働いている人の在籍確認の電話は、正社員と同様に勤務先の会社に掛かってきます。

アルバイトの注意点は2つあって、1つ目は電話に対応した人の自分への認識です。

現場作業員のように会社以外の場所で働くのが中心で、内勤の人達と交流がなかったりすると、在籍確認で名前を聞かれた時にパッと頭に顔が浮かばないこともあります。

それによって不自然な対応になって疑われてしまうケースもあるので、認識されているか微妙という人は事前に伝えておかなくてはいけません。

 

2つ目が営業時間です。

日中営業している会社であれば特に気にする必要はありませんが、居酒屋のように夜間のみ営業しているお店だと、カードローン会社の営業時間と合わずに何度掛けても繋がらないことも考えられます。

その場合は、自分がいつもより早めに出勤をして電話に出る、カードローン会社に相談をして電話をする時間を遅くしてもらう対策が必要です。

どちらも無理ということならば、電話連絡以外の在籍確認を受け入れてくれる会社を選ぶといいでしょう。

専業主婦の場合

パートやアルバイトを全くしていない専業主婦の場合、モビットのような消費者金融のカードローンを利用することはできませんが、銀行のカードローンを契約できることがあります。

在籍確認の意図は申し込んだ人が申告した勤務先で本当に働いているかを確認することにありますから、専業主婦では在籍確認がありませんし、配偶者の職場にかかることもありません。

 

専業主婦への連絡は申込みの時に書類に記載した自宅の固定電話、もしくは携帯電話、場合によってはメールアドレスにきます。

そのため、他の雇用形態のように別の人が電話に出てカードローンの利用とバレてしまう、自分の存在を知らずに在籍確認が取れなくて審査に落ちるなんて心配はありません。

ただし、一つだけ注意しなくてはいけないのが着信設定です。

休日の連絡の項でも軽く触れたように、金融会社からの電話は非通知で行われます。

審査結果の連絡とはいえ、ずっと連絡がつかなければ審査に落とされてしまう可能性がないわけではありません。

通るはずだった審査が設定ミス一つで水の泡にならないようにしっかりと確認をしておきましょう。

ちなみに、金融会社は指定された電話が繋がらないからといって、配偶者に電話を掛けることはしないので、この点については心配無用です。

学生の場合

学生がカードローンを申し込む場合もフリーターのアルバイト雇用と同じように勤務先に電話が掛かってきます。そのため、気をつける点はアルバイトの在籍確認とほぼ同じです。

SMBCモビットを始めとした金融会社は20歳以上で安定した収入を得ていることが融資の最低条件となるので、ここで挙げる学生とは専門学校生や大学生及び大学院生、もしくは成人して勤めながら夜間学校に通う高校生になります。

申し込み後の在籍確認に関して注意点

勤務先に電話を掛ける在籍確認は、文字通り提出された書類に問題が無いかの確認作業の一つなので、通常であれば特に気にすることはありませんが、内容によっては審査の合否に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。

ここからは、在籍確認におけるNG行為やスムーズな融資に繋がるお得な情報について解説していきます。

即日融資を受けたいなら平日の午前中に申し込む

カードローンの審査の大半は機械を使って予め決められている項目を順を追う形で進められますが、電話による在籍確認や最終的な合否の判断は人の手によって行われます。

そのため、混雑状況によっては結果が出るまでに時間が掛かってしまうケースも少なくありません。

夕方以降の遅い時間に申し込みをしてしまうと、時間内に結果が出ずに翌日に持ち越されてしまうこともあるので注意が必要です。

すぐにでもお金が必要という場合には、午前中や午後一番などできる限り時間に余裕を持って手続きをすることが大切になります。

在籍確認の電話を避けるため嘘の職場情報の申込みは絶対NG

金融会社にカードローンの申し込みをする人の中には、時折審査に通りたいがために虚偽の申告をする人もいます。

不正行為の中でも最も多いのが融資限度額を増やすために年収や雇用形態を偽る行為で、続いて多いのが勤務先のアリバイ作りです。

主な事例として、

  • 在籍していないにもかかわらず、勤めている友人や知人に電話に出てもらって働いていると嘘をつかせる
  • 個人的な事情で会社を退職した人が、その後の生活費を確保するために同僚に頼み込んで現在も在籍中ということで口裏合わせをしてもらう

などが挙げられます。

こうした不正行為は当然バレた時点で審査に落とされますし、契約が成立後に発覚した場合は詐欺罪に問わることもあるので絶対に行ってはいけません。

女性向けカードローン(レディースローン)は働いている女性向け

カードローンや消費者金融の借入に対して男性が利用する不健全な物というイメージをもっている人も多くたくさんいます。

こうした悪いイメージを払拭して幅広い人に門戸を開いていくために新たに始められたサービスが女性向けカードローンです。

レディースローンとも呼ばれるこのサービスは、対応するオペレーターを女性だけにするなど、女性が安心して利用できる環境が整えられています。

 

中でも特筆すべき点が融資の受けやすさです。

カードローンは安定した収入を確保していないと融資を受けられないため、配偶者の収入で生活をしている専業主婦や雇用が不安定なパートの人は審査に通り難いと言われています。

しかし、前述したようにこのサービスは顧客を増やすことが目的となっていることから、収入よりも返済能力が重視されるのが特徴です。

 

それでもカードローンを利用する上で注意しなくてはいけないのが金融事故です。

多額の借金を背負って返済が滞った挙句に債務整理をする金融事故が近年社会問題となりつつあります。

レディースローンはこうした事故を防ぐために無理のない範囲で運用できるように、融資限度額を低めに設定されていて、こうした安心してお金を借りられる配慮も魅力の一つです。

銀行のフリーローンも在籍確認なしで借入れできない?

在籍確認を行わずに審査を受けたいからSMBCモビットに申し込んだけれど審査に落とされてしまった。

でも消費者金融はできれば利用したくない。

それなら同じ銀行系のフリーローンを利用すればいいんじゃない?

中にはこういった考えに行き着く人もいるかもしれません。

 

銀行から融資を受けられるという点は共通していますが、カードローンが限度額内であれば何度も利用できるのに対して、フリーローンは1回しか融資を受けることができないのが特徴です。

そのため、審査に在籍確認を必要としないのではないかと考える人もいますが、一部の例外を除いてほぼ全ての銀行系フリーローンで在籍確認が必須となっています。

ソフト闇金なら在籍確認なしだがデメリットしかない

お金は借りたいけど、どうしても在籍確認をしてほしくない。

この一点だけは譲ることができないというのであれば、ソフト闇金という選択肢もあります。

あまり聞き慣れない言葉で存在自体知らない人も多いですが、ソフト闇金とは文字通り緩い闇金のことです。

主な特徴としては

  • 金利が闇金よりも低めに設定されている
  • 個人的な事情で返済が遅れてしまう時でも柔軟に対応してくれる

などが挙げられます。

この特徴だけ見ると良心的な会社のように感じてしまいますよね。

しかし、金利が低いと言っても正規の消費者金融に比べればかなり高いです。

遅れた場合の柔軟な対応についても、闇金のような違法な取り立てをしないというだけで、遅れた分はきっちり遅延損害金などを請求されます。

また、契約時に書類に記載した銀行の口座番号を悪用されて、犯罪の共犯にさせられてしまうケースも少なくありません。

このことからもわかるように、ソフト闇金の利用は百害在って一利なしです。

絶対にこの手の業者を利用してはいけません。

「在籍確認なし」はSMBCモビットだけ

今回の記事を読んでわかるように、カードローンの審査で在籍確認を避けられるのはSMBCモビットだけです。

どうしても会社へ在籍確認の連絡をしてほしくないのであれば、一番始めにSMBCモビットに申し込みをしましょう。

万が一審査に通らずに不合格となってしまった人は、借入を諦める、在籍確認を受け入れて他の金融業者に申し込みをするという2択で考える必要があります。